宮地さんが、気分が悪くなってきたとキャビンヘ。左舷の4人は連チャンとは言わないまでも「メバルだ」、「ドンコだ」と賑やかに釣り続け、25cmオーバーもゲットした。福永信治さんの竿が引き込まれ、グングンやっている。波間に上がって来たのは27cmの良型。「やっと妻を超えるサイズを釣った」と笑顔。奥さんも「私も大きな2匹目を釣りましたよ」とクーラーボックスを開けて見せてくれた。午後になって好調な野沢さんが「おー、いい引きだ。デカイかも」。上がってきたのは銀色のメバル、それも良い型、嬉しい“ゲスト”だ。「2時15分過ぎたので上がります」と船長。鎌田さんは「15匹を超えたら止まっちゃった。1匹追加するのが大変だった」と言いながら竿を畳んだ。これから浅場で釣れ始め、ポイントも広範囲に海が悪く潮温も下がった最悪の条件だったが、それでもトップは18匹、2番手が16匹、女性2人がツ抜け(10匹を超え)とまずまずの成績。仕立船で出船した新明正義店主は「今日はベテランでも28匹。こう海が悪くては良いポイントにも入れないし、潮温も適温18度から20度の半分の10度では魚も口を使わないよ。早く海況が安定してほしいね。潮がよくなれば、魚もドンドン浅場に上がってきてポイントも広がっていろんなポイントで釣れ出しますよ」と見通しを語ってくれた。因みに2月下旬は60匹台が続いていた。