10時を回って残りは1時間半。「この日は30cm超の“特大カサゴ”は姿を見せてくれないかも…」と半ば諦めかけた時、隣の落合さんの電動リールが唸り始めた。高速で巻くので、てっきり餌の交換かと思っていたら、魚が取り込まれた。そして、そのサイズを見てビックリ。ついに出ました!!ビッグワン!計測すると33.5cm、落合さん快心の1匹に笑顔がこぼれた。最盛期は連休明けから梅雨時最終結果は、最初から快調なペースで飛ばした三浦さんが15匹でトップ。2桁釣果が4人。万年スソ(最低)の私は4匹だった。数的には不満が残ったがシーズンは始まったばかり。船長によると「連休明けから梅雨時にかけてが最盛期。潮温の上昇とともに大物が産卵のため浅場にやってくるから、サイズも数も期待できるようになる」とのこと。今年も洲崎沖で“特大カサゴ”の宴が始まる。※ 『北山丸』では、カサゴ・ハタ船は8人限定。予定が決まったら早目の予約をお勧めする。