まだまだ入れ食いタイムは終わらない。船長が、「右トモで食わせているよ!」と教えてくれ、跳んで行くと「船下に引っ張られるよー」と、言いながら何とか竿で耐え、取り込んだ。取り込み後に話を聞くと「ヒラマサが食わないので、マダイ狙いに切り替え、3号のハリスに落とした直後、ガツンと来て、一発でハリスを切られた。急いでヒラマサ仕掛けに換えて、何とか間に合った」と本当に嬉しそうに話していた。「オー!!最後に間に合った。入れ食いになっちゃったよー」と大船長も感無量の様子。納竿間際、誰もが夢中になり、ヒラマサと格闘した15分。アッと言う間に過ぎて行った。予言通り、ヒラマサの“電車”がやって来た澤田幸治さん(千葉市)から釣り開始の前に、「ヒラマサが釣れ出すと順番にアタリだすんだよ。ヒラマサは並んで泳いで来るんだよネ。“電車”が通る様に」と言う話が、現実になった。この日の釣果は1.8~3.6kgを0~2匹。沖上り直前に入れ食いになり、15分間に10打数5安打。翌日の2日には1.8~7.6kgを1~4匹で全員安打。船中22匹と絶好調。船長は「今年は数、型共に絶好調です。秋口になると、20kg級も顔を出しますよ」と話してくれた。カモシ釣り初体験は、船宿の竿、リール一式を借りれば良い(無料)。ヒラマサは、これからが旬。是非チャレンジしてこの“引き”と“味”を堪能して貰いたい。