「大型を一本だけ釣るよりも、普通サイズを何本か釣る方が好きなんです」と言いながら、間髪を入れずに連続ヒットさせる松本マスター。「2本目はキツイ」と笑顔でファイトしているが、既に両腕は乳酸が溜まってパンパンなはずである。それでも難なく同じサイズをキャッチすると、またしてもなるほどネタを披露した。なるほどネタ3【魚の反応に合わせて、指示ダナの上から落とし込む】「仕掛けのハリの位置よりも魚の反応が上ずってしまう場合、例えば指示ダナが40mでも35mまでビシを持ち上げ、魚の目線の上から落とし込んでみます」。魚の活性が上がって、指示ダナ付近まで上ずってしまう事は意外と多い。指示ダナよりも下に落とし込む事は絶対にやってはいけないが、指示ダナよりも上を探る事はマナー違反ではない。実際に松本マスターの2本目はこうした状況判断でヒットに持ち込んだものである。これも「探見丸」を使用する者の大きなアドバンテージと言える。こうして松本マスターは沖上がり間際に3本目もキャッチ。厳しい結果も予想されたロケだったが、「神回」と言っても過言ではない釣果を携えて終了となった。今年、2024年の相模湾は3年ぶりに魚影が濃く、既に70kg級の〝オダモン〟サイズも上がっている。動画では誘いのタイミングやアタリを出す為の、実践的なテクニックが紹介されているので、〝オダモン〟との格闘の前に、ぜひ一度チェックして欲しい。特にMVN賞(最高のなるほどネタ)に輝いた松本マスターのなるほどネタは必見!今年こそ夢の50kgオーバーを目指して相模湾に繰り出しては如何だろうか。