この日の釣果であるが、伊浜寄りの「長ッ崎」「シンヤ」は喰いが良く、イサキを中心に37cmのメジナや40mのヘダイなど、多くの魚の引きを楽しんだようだ。一方で雲見寄りの「スズメ」「釣切」「佐平場」は潮が動かず、苦戦を強いられたとのことであった。港に戻り計量を行った結果、第3位は「長ッ崎」に渡礁した吉田さん(700g/口太37cm)、第2位は杉崎さん(1,255g/口太43cm)、第1位は私(1,265g/尾長45cm)で、わずか10g差で3年ぶりの優勝を飾り、さらには約束通りの「ワンツーフィニッシュ」も達成し、思い出に残る大会となった。帰りの車の中で「湧きグレ攻略」について杉崎さんにアドバイスをもらったが、付けエサは「むき身」にして(しかも針が見えてても良いらしい)、湧きグレの沖側から仕掛けをゆっくりと引いてきて、止めるタイミングを作ると、「そのタイミングで食うよ!」との事であった。次回の湧きグレ発見時には必ず試してみようと思う。個人的には寒のメジナシーズンは付けエサとコマセの同調を特に強く意識しており、同調が上手くいった時だけ釣れる場合が多い。2月以降はさらにメジナ釣りが難しくなるが、もっと腕を磨いで大物を仕留めたい!