時間の経過とともに乗りは徐々に上向き、正午を回ってからは4点掛け、5点掛けと景気のいい取り込みも見られるようになった。2時に沖上がり。トップは左舷胴の間(中央)の青木保彦さん(日野市)で、スルメイカ2割程含みで38杯。とかく釣果の差がつきやすいのがイカ釣りの特徴だが、この日は比較的満遍なく釣れ、平均でも20杯前後は上げていた。今後は初島沖を中心にその日の風向きや模様で、二宮沖や真鶴沖に転戦することになるはず。先に紹介したように釣り場によってはサメによる“被害”もまだ起こるので、仕掛け、オモリの予備は十分に用意しておいた方がいい。