2日目は海況が落ち着き、前日よりもチャンスは拡大。平田は前日の反応を踏まえ、「中層まで追わせない」と判断し、ボトム付近を重点的に攻める戦略へ切り替える。ここで鍵となったのが、船長から得たベイト情報だ。ベイトの種類を意識したタイラバセッティングへ変更すると、その読みは的中。指示されたタナを正確に攻め、状況に応じた細かな修正を重ねながら確実に結果へと結びつけていく。派手さよりも、状況判断と対応力で組み立てるのがディープタイラバの真骨頂であり、本作はそのプロセスを丁寧に伝えてくれる。『Dz SALT 2ND』NO.52は、アウェイの海でこそ際立つアングラーの引き出しと、ディープタイラバという釣りの本質を感じさせてくれる一編だ。これからディープレンジに挑戦したいアングラーにとって、多くのヒントが詰まった内容となっている。