船長の目論見がピタリ的中。時合が訪れた。コマセを撒いて待つ事数秒。竿先をガツガツッと引き込むアタリ。そして最初のアタリにも慌てずにゆっくりと50cm程糸を巻いて、数秒待つとさらに強い引き込み。追い食いが成功してコンスタントにイサキが上がる。しかもすっかり縦縞が消えた良型イサキばかり。最大で35cmのジャンボイサキも顔を覗かせた。ここで手返し良くイサキを上げる人はどんどん数が伸びる。終わってみればトップは上限の50匹を数える結果となった。スタートが遅れる分ロングランに期待。梅雨時が最盛期!海水温こそまだまだ上がり切っていないが、南房総の“春イサキ”は既に春爛漫だ。今後、梅雨時の産卵シーズンに向けて食いもサイズも最高潮を迎える。釣れ過ぎた場合はナメロウなどにしても良いし、干物にしても良い。大型のクーラーボックスを持参して、ジャンボイサキの多点掛けを楽しんでみてはいかがだろう。