今シーズンのカツオについて、小野田茂樹船長に訊いた。「あれだけ(魚探に)反応があるのに、カツオがまだ小さいイワシに付いてるから、(釣れる船下から)抜けるのが早い」とのことだが、この時期で7.8kgという大型の個体も上がっているので、魚がコマセに慣れてくる今後が非常に楽しみだ。「カツオが見えてる間は、カツオをやって行こうと思う」と得意のカツオ釣りに照準を定める小野田船長。ひと潮ごとに模様がガラッと変わる今シーズンの金洲エリア。饗宴のようなトリヤマやナブラの興奮に包まれて、丸々と太ったカツオを豪快に釣り上げる醍醐味を味わいたいなら、今すぐ御前崎へお出掛けになることを強くお薦めしたい。