さて、海上釣り堀と言えば、豊富な刺し餌だ。鳥のササミにトマトに金魚。海上釣り堀ならではと言える餌の他、定番のオキアミにシラサエビや活きアジ等。どの魚種を狙うか、またその日の当たり餌というのもあり、その種類の豊富さは行く前の楽しみでもあり、チョイスに悩むところでもある。“青物”などのフィッシュイーターは活きアジがメイン。ヒットした“青物”の後ろを追っかけているような時は、魚の切り身の餌でも良いらしい。また、撒き餌は禁止なので、練り餌等の“溶ける餌”も有効。釣り人の中には練り餌にパン粉をまぶしていた人も。また、メジナ(グレ)には海苔餌や、イシダイには貝類や甲殻類など、その種の『特効餌』も効果的。万能なシラサエビやアオイソメもお勧め。マムシも良いだろう。『海上釣り堀 水宝』では、練り餌が常備されている他、アジ等の活き餌は釣行前に電話で要確認。誰でも楽しめる釣り堀!『海上釣り堀 水宝』では、誰にでも楽しんでもらうために“プチ大名釣り”を行っている。これは「ハズレ無し!」をモットーにしているサービスで、スタート後暫くするとスタッフが竿を片手に「まだ釣ってない人は居ませんか~」と聞きに回る。この時に釣ってない釣り人は遠慮せず申し出よう。スタッフが魚を掛け、その竿を渡されて釣り上げるのだが、その際スタッフの釣技を盗む事が出来れば、確実にスキルアップ出来るだろう。“最低保証”はマダイ3匹だ。さらにここでは活き締めから内臓、ウロコ取りの有料サービスも行っている。このサービスは釣っている途中から開始されるので、帰りに待たされる事も無い。また、釣りをしながら代金の支払いや各サービスの注文を受けてくれる。そして今回はシーズン終了となってしまった低水温期の『海上釣り堀 水宝』名物“白鷺サーモン”もあり、1年を通して楽しめる。勿論、手ぶら釣行も可能だ。そして現在は竿1本に対しての料金で楽しめる為、カップルで竿1本を交互で釣るスタイルであれば、男性1人分の料金で楽しめる。100人乗りの大型送迎船で渡る家島諸島・西島の『海上釣り堀 水宝』で、プチリゾート気分な1日を楽しんでみては如何だろうか。