後半戦は私も竿を出した。船を立てるスタイルなのでオマツリも少なく仕掛けのコントロールもし易い。殆どの人が孫バリにトレブルフックを使っていたので、私はシングルフックにして違いを見る事にした。道糸も細くオモリも40号なので、イワシの動きもダイレクトに伝わって来る。海底にオモリを着けたら、一旦持ち上げて再着底。直ぐにタナを切る。オモリが海底から離れた状態をキープする。時折海底にオモリを着けてタナ取り。操作性も良く感度が良いので根も交わす事が出来るというのもLTならでは。この操作で狙っていくと1投目からアタリがあり、直ぐに浮いていたオモリを海底に付け竿に掛かるテンションを抜く、アタリが強いので合わせるとヒット。上がって来たのは高級“ゲスト”のマハタ。隣にいた澤田さんにはヒラメがヒット。再開すると再びアタリが来たが、ヒットしてからのバラシが多発。これは、オモリ、タックルとのバランスが今一つの証拠。LTの場合、オモリの重さによる向こう合わせ部分が少なく、合せてもハリが貫通し辛い。故にトレブルが有利になる事が多いのだろう。細軸のシングル孫バリに変更して無事ヒラメを上げる事が出来た。左舷側でも鶴岡さんが3.5kgのヒラメをゲット。左舷側で良型が集中。大ドモの藤田さんも3kgクラスの見事なヒラメを上げた。アタリは最後まで続き午前11時を回った所で沖上がりとなった。船中1~5匹、3.5kgを頭に44匹の好成績。今後、新しい釣り場も次々と“解禁”になり、大型も狙えるチャンス。是非、LTでヒラメのビッグファイトを味わって頂きたい。