終盤はシャツ1枚でも汗ばむ絶好の釣り日和の中、「闘龍丸」は正午前に沖上がり。主催者という立場から他船よりもやや早く港に帰ると、女将さん達が表彰の準備をしていた。そして続々と帰港する他船の釣果を確認すると、良型のアカハタやオオモンハタが次々と審査に出され、大会は最後まで盛り上がっていた。また、船長に“枯木灘”のマイクロジギング事情を聞いてみたところ「この海域は黒潮の恩恵で冬でも普通に釣れますよ。ポイントも港から近く、誰でも気軽に楽しめると思います。今後、ウチではライトゲームでも積極的に出船する予定です」との事。釣り物が少なくなるこれからの季節、アクセスも格段に良くなった本州最南端の地で気軽に美味しい魚を狙ってみては如何だろう。