終盤はかなり岸に近いポイントを流した。「今度は左舷側がキャスティング、水深20mからどんどん浅くなり10m切って来ます。右舷側はジギング。小さめのジグでキャストして斜めに引いてください。根掛かり注意です」と細かなアナウンスが入った。大型ヒラマサの実績の高い場所だと言う。ミヨシから「うわっ!バレた!」という悲痛な叫び声と、「あ~ぁ」というため息が聞こえた。キャスティングだった。大物はいる。終了間際には左舷胴の間でジギングの竿が曲がり、3kg級のヒラメが上がったが、タイム・オーバーとなり18時頃帰港となった。翌16日、『宏昌丸』HPの「良輔船長ブログ」には、30kgオーバーの巨大なヒラマサの写真が掲載された(巻頭写真)。しかも、なんと“夢政”を2匹ゲットしたとのこと。と言うことは、「1日ズレていれば遭遇出来たかも!?」悔しい思いだ。船長は「これからも期待出来ますよ」と言っていた。決して“夢”じゃない!是非チャレンジしてほしい。