カツオの活性は高く、貸し竿のファミリーにもヒット。子供さんはお父さんの応援をしながら嬉しそう。「やった。大きい!」とキャッチしたカツオを抱えて嬉しそう。広い海で上がって来るカツオを見て、触って、夏休みの想い出には最高だろう。右舷側に居た田中さんは「先日子供が4本釣って来たので、5本釣らないと」と笑顔で話す。親子で釣りを楽しんでいるのだろう。流石に手返し操作も良く、タナを頻繁に変更してヒットに繋げていた。船長が「時折低いタナにも反応が出るんです。キハダかも」と話していた。ルアーで狙っていた松下さんはエビングで探りカツオをヒットさせていた。そして間もなくその松下さんの竿を大きく曲げるアタリが来た。ヒットレンジや引きから間違い無くキハダマグロだ。突然ラインが出され下へ下へと走り始めた。船長に「キハダヒット」を告げて全員道具を上げて観戦。無事ネットインしたのは、18kgの立派なキハダマグロだった。船長に聞くと「今の所、エビングが有利なんです」との事。「ヒットレンジは50迄下げてから30位かな」と松下さん。嬉しい1匹。その後カツオが散発的にヒットしたが、なんとタナが上昇してしまい、ナブラが発生。キハダが飛び、海面下でカツオが走る。こうなると道具的にヒットさせるのは難しい。それでも最後までアタリが有り午後1時納竿となった。「魚が居れば11月頃までやりますよ」と船長。貸し道具も仕掛けも完備しているので是非、美味しいカツオを狙いに出かけてみては如何だろうか。