竿入れから沖上がりまでアタリの途切れなかった取材日。竿頭は朝イチのカンパチで船中を湧かせた阿部さんが22匹。船中10人中、3人が20匹超え。“ツ抜け”(10匹以上)が9割と驚きの釣れっぷり。しかもこの他に様々なゲストフィッシュを釣っているのでクーラーは大変賑やか。皆さん笑顔での帰港となった。浅場でアタリが取り易く、その上よくアタるので、ビギナーやスランプの方々も練習にピッタリ。合わせないと釣れないテンヤ・マダイにあって、その勘所をマスターするには最適な条件が揃っている。希望者には実釣前に船長からレクチャーが貰えるので、遠慮無くお願いするのが得策だ。海上も過ごしやすく、魚影が濃く大物の気配も漂う秋の大原沖で、一つテンヤ・マダイの面白さを是非お楽しみ頂きたい。