船長は細かくポイントを変えていく。「昨年よりは順調なスタートですね。海水温が少し高い状態が続いていますので、下がればアマダイの食いももっと上がるはずです」との事。船長は潮回り毎に10m水深を変えて当たるポイントを探しながら狙っていく。右舷ミヨシ(船首)の楽しいグループの皆様はアマダイの他にレンコダイ、良型オニカサゴ等も上げて大盛り上がり。「なんでレンコダイが多いのですかね」と質問されたので、「多分底の潮が影響していて、誘いを掛けると中々仕掛けが着底しない感じだと思います」とガン玉を仕掛けに付ける事を勧めてみると「当たった」と見事にアマダイを上げた。「おおっ、ガン玉ある?」とグループの皆でガン玉争奪戦。潮が流れない時間帯に入ると「投入して1、2回が勝負ですので頑張って下さい」とアナウンス。すると良型アマダイが顔を出し始めた。最新タックルを使っていた高尾さんに聞くと「誘いを入れて少しオモリを上げて待つ感じですね」と言いながら見事良型アマダイを上げた。終盤少しポイントを変えて再スタート。潮も少し流れてきた様子で、大型アジやサバ、カンコも登場。最後に大型アマダイが上がり午後2時沖上がりの時間を迎えた。20~37cm、トップは12匹で手応え十分。相模湾・早川沖のアマダイ。海水温が下がって来る11月、12月は大型のチャンスだ。