夢中になり過ぎて無言の時間が続いた(笑)。目の前のアユのことだけを考えるこの「夢中な時間」に、私は本当に虜になってしまう。流れの速い所と緩い所の境目にオトリを入れれば秒殺!そして1匹で終わることはなく、必ず複数回連チャンする。アユを釣ってはしゃがみ、オトリを付け替える。今日は何度このスクワットを繰り返したことだろう(笑)。無我夢中の時間はあっという間に過ぎ、終わってみれば、私には上出来すぎる60匹の釣果をあげることが出来た。これは「私の実力ではないのだろ~な~」なんてことを考えながら竿をしまった(笑)。「桂川水系恐るべし!」こんなに楽しい時間を過ごせたのも、この川を守ってくれる漁協の皆さんのお陰だ。そして、いつも私に多くのことを教えてくれる友人たちがいるから、今日のようなチャンスに恵まれたのである。いつかもっと腕を上げて、夢の「束釣り(100匹以上)」にチャレンジしてみたい、なんて野望を抱いてしまう。下流の岩盤ポイントに入った友人は、午前中よりもサイズアップしたアユの強い引きを大いに楽しんだそうだ。私にとっても友人にとっても、なんとも心地よい疲れの残る、最高に楽しい一日となった。まさに今日は、「早起きは三文の徳!」だった(笑)。今後も桂川ではさまざまなポイントで放流が予定されている。場所ムラはあるが「出る出るポイント」が見つかれば、楽しい楽しい入れ掛かりが堪能できることだろう。桂川水系はまだまだ素晴らしいポテンシャルを秘めている。