かくして、この日の竿頭は右舷の初挑戦・宮永さんと、左舷の常連・岩附さんの2人がヒラメ8匹で対。次点は7匹が2人いらして、3kgを頭に概ね2kg、平均4、5匹でオデコ(0匹)無しの快挙。皆さん笑顔での沖上がりとなった。今季は解禁間もなく6.4kgの“大判”も上げている『大貫丸』。今季の模様を大貫翔平船長に訊いた。「例年に比べて魚影は濃いと思います。凪も続いてて、水の色も良いし、まだ海水温も高いです。型も悪くないと思うんで、状況が変わる前に、早めの釣行をお薦めします」との事。取材後も82cm、5.4kgを上げるなど、まだまだ数・型共に期待大の日立久慈港発の“寒ビラメ”。肉厚で食べ応えのある大物を目指して、是非チャレンジして頂きたい。