残り1時間を切った時、潮が変わり“当て潮”から左から右に行く潮になった。すかさず仕掛けを投入すると、浅いタナでナビストッパーだけが走った。合わせると重量感のある引き込み。寄せてくると40cm程の良型クチブトグレが顔を見せてくれた。その後も35cm前後がポツリポツリと釣れたがそのまま納竿とした。師匠達のような40cmオーバーの数釣りが出来なかったので、後ろ髪を引かれる思いで磯を後にすることになったが、勉強になる釣りだった。港に戻り、会長のクーラーを覗いてみると40cmオーバーが3、4匹、35cm前後が10匹程。「さすが!」としか言いようがない。