潮が変わって釣りやすい状況にはなったが、魚の反応がなくなり、餌が取られない時間になってしまった。そこで、ウキ下を竿2本半にして、仕掛けをゆっくり沈めていくとアタリ!何と釣れたのはヘダイ。この後はヘダイ、チヌが入れ喰い状態になってしまった。もう少し上のウキ下竿2本ほどにすると、今度は嬉しい“ゲスト”のイサキが釣れて来た。その後、試行錯誤したがヘダイしか釣ることが出来なかった。そこで、これまでの場所は諦めて先端に移動してみた。撒き餌をすると、先程とは打って変わって、“餌盗り”が見える。状況がよいので、「グレも浮いているのではないか」と思い、仕掛けをいつものゼクトα02に変更してみた。足元の撒き餌ときっちり合わせて仕掛けが馴染み、1m程沈んだ頃に仕掛けを回収してみると、餌がきれいに残っていた。やはり厳しい状況は変わっていない。そのままアタリが出るまで深く深く仕掛けを入れていくと、コツコツとアタリ。ラインが走るまで待って合わせると、重量感たっぷりのクチブトグレの上品な引きを味わうことが出来た。苦労したが、なんとかグレを引き出すことが出来た。その後、同じように仕掛けを流すと物凄い引きの魚にやられてしまい悔しさの残る納竿となった。