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秋ヤマメを求めて神奈川県丹沢エリアへ!【営業担当・三浦のガチンコ釣行記】

2025年09月30日公開

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釣りビジョン営業担当の三浦です!渓流も終盤戦に差し掛かった9月、ホームグラウンドである神奈川県丹沢エリアに行ってきました。メインターゲットは秋ヤマメ。美しい〝秋色〟に染まる魚体をルアーフィッシングで狙っていきます。

マグネットボードに入渓エリアを指定→バッティング回避

神奈川県横浜市在住の私にとって、早朝であれば車で1時間強でアクセスできる〝丹沢エリア〟は渓流のホームグラウンドです。もちろん、都心からのアクセスも良いため釣り人の数も非常に多いのもの特徴です。

シーズン中は、朝4時前には駐車場に続々と釣り人が集まってくるのですが、車停めの少し先にマグネットボードがあります。この地図上の入りたいポイントにマグネットを貼ることで、他の釣り人とバッティングせずに釣りができる仕組みになっています。

実は…釣行当日に少し寝坊してしまい、到着したのは6時…。すでに、ほとんどの場所にマグネットが貼られていました。ちなみに、マグネットは釣種ごとに色分けされています(ルアーは黄色、エサ釣りは青、フライは白、テンカラは緑)。

私はルアーフィッシングなので、黄色のマグネットを貼り、徒歩で目的のエリアを目指します。この日は入渓点まで約1時間という、比較的近い場所を選びました。真夏は林道歩きがなかなか堪えますが、かなり暑さも和らいできたので快適です。

周辺はツキノワグマも生息するエリアなので、熊鈴を鳴らしながら歩きます。丹沢にはほかにもさまざまな野生動物が生息しており、圧倒的に鹿が多いですが、この日は珍しいアナグマに遭遇しました。

マグネットを貼ったのにまさかの先行者!?

目的のエリアに到着し入渓すると、幸先良くすぐにヤマメが釣れました。この日のファーストフィッシュは長さのわりに体高のある個体でしたが、あまり色づいてはいませんね。

ヒットルアーはスミスの【D-インサイト】。釣りビジョンVODで好評配信中の『トラウトギャラリー』最新話(「宮城県荒雄川 夏の渓流ルアーゲーム」)でも、橋爪幹(はしづめ・もとき)さんがパイロットルアーとして使用していたルアーで。さまざまなポイントで使用できる、万能なヘビーシンキングミノーです。

その後、サイズアップを目指して遡行していくと、少し歩いた先の砂地に釣り人の足跡が!状態も新しいものと思われ、つまりは先行者がいる可能性があるということです。入渓前のマグネットボードにマグネットは貼られていなかったのですが…。

釣りを再開してみると、たまに魚影は確認できるものの、明らかにルアーを嫌がって逃げています。どうやら先行者はルアーマンのようです。そこで一度退渓し、再び林道を登って再入渓してみることに。すると、移動した先では魚からの反応が増え、すぐに小さなプールで20cmほどのヤマメがヒットしました。こちらは【D-コンタクト】での釣果でした。

このエリアも釣り人の足跡はあるものの、フライマンもしくはエサ釣り師なのかもしれません。

 

この日は昼過ぎて収竿!実は後日談もあり…

その後も釣り上がろうと顔を上げると、上流からアングラーが下りてくるのが見えました。しかも手に持っているのはルアータックルです。話を聞いてみると、かなり上まで釣り上がったとのこと。時刻はすでに13時を回ったところ。これ以上深追いするのも時間的に難しいだろうと判断し、この日はここで終了することにしました。「来週は頑張って4時に来よう!」そう誓って林道を2時間歩いて戻った次第です。

それからちょうど1週間後、再び同じ川を訪れました。この日は2時に起きて出発。4時前には駐車場に到着することができ、無事に目当ての川に入ることができました。やはり、明らかに反応が多く、魚影の濃さが伺えます。先行者も入っていないフレッシュな川は良いですね。釣果のほどは…ヤマメは最大で25cm。良型のイワナも顔を見せてくれました。最終的に10匹以上釣って〝ツ抜け〟を達成。充分楽しませてもらいました。

すでにほとんどの渓流が禁漁となっていますが、丹沢エリアは10月中旬まで釣りが可能です。美しい秋色のヤマメを求め、山を歩く日々はもう少しだけ続きます。

丹沢釣行で活躍したルアーの紹介

今回はスミスの人気ルアーをメインで使用しました。

【D-コンタクト50】
スミスの平本仁(ひらもと・ひとし)さんの代表作。昨今、渓流ルアーフィッシングでは主流の、ヘビーシンキングミノーの釣りを牽引し続ける人気ルアーです。後方固定重心による圧倒的な飛距離とレンジコントロール性能、そして〝Dコン〟独自の「慣性スライド」がバイトを誘発します。

【D-インサイト44】
【D-コンタクト】以外にも〝Dシリーズ〟として数々の名作を生み出してきた平本さんですが、【D-インサイト44】もその一つです。フラットボディが生み出すヒラ打ちアクションは、スレたトラウトにも強くアピールしてくれますし、移動距離が少なくその場にとどまらせやすいので、小場所でも長時間アピールすることが可能です。速巻きするとバイブレーションのように振動しながら、【D-コンタクト50】よりも、さらに深いレンジまで潜行します。

営業担当三浦的!おすすめ番組紹介

スミスの名作ルアーが登場する『トラウトギャラリー』は釣りビジョンVODでご覧いただけます。

最新話「宮城県荒雄川 夏の渓流ルアーゲーム」では、橋爪幹さんが良型のヤマメ・イワナを連発させているほか、D-コンタクトシリーズの生みの親、平本仁さんが出演する過去回も絶賛配信中!ぜひ、ご視聴ください。

⇒ 【動画】平本仁×鳴瀬川「17年前の大ヤマメとの出会い、鳴瀬川との別れ」

⇒ 【動画】橋爪幹×荒雄川「ヤマメ&イワナ連発!」

※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

三浦 惇
釣り好きが高じて釣りビジョンに入社。営業を担当する。一年を通して様々な魚をルアーで狙うマルチアングラー。ソルト・フレッシュを問わず楽しむが、シーズン中は渓流に夢中。
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