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関東屈指の人気河川、今年もポテンシャル健在!葛野川は眩しき黄金纏う鮎で煌めく!

2026年06月16日公開

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6月1日を皮切りに、全国各地の河川が解禁を迎えた週末。いよいよ、関東屈指の人気河川である山梨県桂川水系へと向かうことにした。1日の解禁日は、本流支流ともに場所ムラがあり、明暗分かれる釣果となったようだ。そこに台風到来。川は一度リセットされ、情報のない中での釣行となった。本流は2m以上の出水に見舞われ、垢飛びが予想できたため、今回は狙いを支流へ絞り釣行することに。今年は、例年のような「解禁爆釣」との声が少ない桂川水系だが、私はそのポテンシャルを信じ、あえて解禁に最も難しい河川となった支流・葛野川を選びチャレンジすることとした。

【この記事を書いたライター】SHOHEY

台風の影響なく川良し!天気良し!鮎良し!の葛野川

明暗分かれる桂川水系の解禁であったが、支流・葛野川に関してはその中でも特に厳しい状況の幕開けとなっていた。解禁日に釣行した友人に聞くと、思わしくない釣果に加え、平日の解禁にも関わらず近年稀に見る人出があり、川でも身動きの取れない状況だったと言う。やはり関東圏の鮎釣り師にとって、桂川水系への期待は大きいのだろう。さて、なぜ今回、敢えて葛野川を選んだかと言うと、解禁の厳しい釣果、そしてその後の台風により、川にはほぼ竿が入っておらず多くの鮎が手付かずの状態で待っていてくれるのではないかという淡い思いからであった。この選択が吉と出るか?凶と出るか?

仲間とともにお目当てのポイントに着くと、川は台風の影響もほぼなく、垢もしっかり残っていた。そして、予想通りさほど混雑はなく、竿を出す釣り人の姿は少なかった。暫し川見をしていると、目視では鮎の姿を確認することはできなかったが、竿はあちらこちらで曲がっているではないか!これは私の思惑通りか?!心弾ませ、さっそく川へ!

ポイントを分かれ、友人たちと情報交換しながら釣り進めることに。流れの緩い場所で竿が曲がっていたこともあり、私はまず瀬肩の緩い流れから始めてみることにした。さあ、今日はどんな1日となるだろうか?

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朝は流れの緩い浅場で連チャン!狙うは黒い石!

朝のうちは曇り空で、川は思ったよりも冷んやりとしていたが、期待を込めてオトリを放つ。立て竿にし、足元から探っていく。すると、石裏のヨレに差し掛かった瞬間、ギラリ~ン!ひと流し目で早速きました、今季初の葛野鮎。15cm程と決して大きくはないが、その姿に驚いた。これぞ葛野鮎ともいうべき追星ギンギン、尾まで黄色く染まっているマッキッキーな鮎であった。この鮎、実に良い泳ぎを見せてくれる。フワフワと泳がせていくと、またしてもマッキッキーヒット!この後も、怒涛の入れ掛かりとまではいかないが、時速8~9匹のペースで掛かり続けてくれた。流れに変化がある場所で特に反応が良いように感じた。ここぞの葦際を狙えば一発ガツンだ。やはり鮎は相当数残っている印象。しかし、ひと通り釣ってしまうと徐々にサイズダウン。11~13cmとかなり小ぶりな鮎となったため移動することにした。

次に向かったのは大きな淵上のチャラ瀬。この頃、太陽も顔を出し始め気温も水温も上がり始めた。ここでも足元から丁寧に。石を縫いながら元気に泳いでいくオトリちゃん。石の頭を横切った瞬間、ギラン、キター!小ぶりだが香り豊かな美しい鮎であった。そして、ここから4連チャン。少し間をおいてまた連チャンと、葛野の湖産鮎らしい入れ掛かりが始まった。釣っていて分かったことは「黒い石を狙うべし」、そして最初のポイントもそうだったが、今年の葛野川はオフシーズンに河川工事をした影響で川底に小枝などが多く沈んでおり、「根掛かりに注意」ということ。ポイントを潰してしまわぬよう、ハリスは短めにセットすることをお勧めする。午前中は小ぶりな鮎が多かったとはいえ、入れ掛かりもあり大満足な時間となった。

 

本番は午後から夕まづめ、良型鮎のお出ましだ

暫し友人とお喋りを楽しみ、午後の釣りへ。お昼を過ぎると徐々に釣り人が増えてきた。どうやら本流へ出かけた釣り人は残り垢狙いで数が出ず、もうひとつの支流である笹子川でも思ったような釣果が出ず、葛野川へと移動してくるようだった。多くの釣り人で賑わいを見せる午後の葛野川。賑わいは人だけではなく、午前中にはあまり見えなかった鮎の煌めきがあちらこちらで見られるようになったのだった。ついに葛野鮎の本領発揮となるのか?!

今シーズン初の葛野釣行ということもあり、午前中釣果の出たポイントも気になるところであったが、川を広く釣り歩いてみることにした。とにかく「黒い石」を目印に川を釣り歩いた。反応の薄い場所は早めに見切り、多くのポイントに竿を出すことを心掛けた。周りの釣り人を見ていると、徐々に流れの中で竿が曲がることが多くなっていた。そこで、私も思い切って強めの瀬に入ってみる。下流に向け落ちていく瀬で、川幅は狭いがそれなりに押しが強い。背針を打ち、手前の浅場から徐々に流れの中へと馴染ませ、流れの中のタルミを狙う。すると、今日イチの当たり!掛かり鮎は流れに乗り良く引く。空を切り、タモに収まった鮎はこれまた今日イチの良型鮎であった。どうやらこの瀬は竿抜けのようだ。ここぞの場所ではガッツーン。気持ちの良い当たりが続いた。特に葦際ギリギリは良型鮎の棲家となっているのかとにかく良く掛かった。15時も過ぎればこの瀬に関わらず多くのポイントで連チャンが見られた。葛野鮎が遂に本気を見せてきたのだ。そして、午前中と比べてどのポイントでもサイズがアップ。良型鮎が顔を見せ、多くの釣り人を笑顔にしていった。

翌日、今にも雨が落ちてきそうな中、竿を出したが状況は一変していた。水温、気温が下がったことが大きく影響しているようだ。まだまだ小さな鮎も多い葛野川。天候、水温によって釣果は大きく左右されそうだ。ぜひ釣行の際は天気予報をチェックし、お日様が熱い陽射しを届けてくれる〝鮎釣り日和〟を選ぼう。時間帯によって鮎の付き場も変わるので、大いに川を釣り歩いていただきたい。川には多くの鮎が待ってくれている。さあ、準備はいいか!梅雨を越え、これから始まる葛野鮎の本気を逃さず楽しもう!

⇒ 【動画】トップトーナメンター島啓悟が岐阜県付知川を舞台に、場所選びやトーナメンターならではの視点、こだわりの仕掛けを解説

施設等情報

■桂川漁業協同組合
日釣り券:2,500円(現場売り3,500円)
年券:10,000円(女性、80歳以上、肢体不自由者は5,000円) 桂川漁業協同組合ホームページ

施設等関連情報

     
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この記事を書いたライター

SHOHEY
鮎にゾッコン!ずっと川に浸かっていたいと思う日々を過ごす。3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全てを鮎釣りに捧げ、全国各地を「鮎な夏!」で駆け巡る。主催するアウトドアの団体にて、キャンプや釣り初心者のためのイベントなども開催。
instagram:
@hangover.camp
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