2026年07月08日公開
小田原沖のスルメイカが絶好調。4杯、5杯と多点掛けでイカが上げる水鉄砲を受けながらの取り込みはスルメイカ釣りならではのもの。船上干しや沖漬けなど、食味も最高だ。今回は久し振りの豊漁で盛り上がる小田原早川港に向かい、好調なスルメイカ釣りをレポートする。
初心者も安心!『平安丸』の受付~乗船までの流れ
『平安丸』のスルメイカ船は午前6時出船が基本だが、集まり次第出船となる。季節にもよるので船宿で確認しよう。最寄りの高速出口は「小田原西IC」(小田原厚木道路)、もしくは「早川IC」(西湘バイパス)となる。受付は出船時間の30分前、5時半までに『平安丸』の新店舗で行う。ナビには「神奈川県小田原市早川1丁目20-2」と入力するとよい。店先に、船型の座席表が設置されているので、名前を記入して座席を確保する。駐車場は早川漁港内となるが、開門時間があり、また該当船の近くに停めることになるので当日、案内してくれる。
船宿に着くと、既に大勢の釣り客が訪れていた。船には貸し出しの投入器があり、借りて釣り座にセットする。基本的に右舷なら竿の右側、左舷なら竿の左側に投入器をセットするとツノが竿に絡みにくい。「今日は南沖からやっていきますね」と船長。イカ釣りは状況で変わりやすいため、当日の傾向を聞いておくとよい。
スルメイカ釣りの基本タックル
タックルは中型電動リールに1.8m前後のイカ専用竿の組み合わせ。直結仕掛けで14cmのツノを使う場合、細かいアクションが必要なため短めの先調子が使いやすい。慣れていない人はブランコ仕掛け6本針程度で挑戦しよう。直結は取り込みまでのテンション管理にコツがあり、慣れないと身切れやロストが起きやすい。一方ブランコ仕掛けはサバが多いと不利だが、確実に乗せて1杯ずつ取り込むことで釣果を伸ばせる。
ツノのサイズは11~14cm、オモリは120号。中オモリは基本的に使用しないが、仕掛けを動かしたい場合は10号程度を追加してもよい。道糸はPE3号前後を300m。細すぎるとオマツリ時に傷が入り、高切れの原因になる。
3隻出しで出船!小田原南沖の釣況は上々
スルメイカ狙いのお客さんが多く、この日は釣り座の間隔を空けるため3隻出し。午前6時に出船し、小田原南沖へ向かう。航程およそ30分でポイントに到着。水深は60~90mと浅め。投入の合図と同時に仕掛けを落とすと早速ヒット。右舷胴の間で釣りをしていたグループにも1杯目が上がった。初挑戦の場合は船長に伝えておくとサポートが受けられるので安心だ。
前半は拾い釣り中心、繊細な誘いがカギ
前半は単発やダブルが中心。活性はやや控えめながらも毎回ヒットする状況。水深120~140mのポイントでは慎重な誘いと止めでアタリを拾う場面もあり、ヤリイカ釣りのような繊細さも求められた。その後、再び船団が形成されると「乗った!」の声が各所で上がり始める。釣れたスルメイカで船上干しも次々に作られていき、イカ船ならではの楽しみ方を満喫していた。
後半一気に活性アップ!圧巻の多点掛けラッシュ
後半は状況一変、水深60~90mの浅場で一気に活性が上がった。仕掛けを止めながら誘いを入れると重量感が増し、巻き上げると「1、2、3、4」と4点掛け。常連は6点、7点と多点掛けを連発。船長は「ビギナーの方もタイミングよく投入できれば釣れます。最初はブランコ仕掛けで角数を少なめにすると上達が早い」と話す。その後も最後まで釣れ続き、あっという間に沖上がりの時間となった。今年好調のスルメイカ、これからが本番だ。
この記事を書いたライター
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