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梅雨イサキ好調!大型主体でリミット続出! 千葉県洲崎港『佐衛美丸』

2026年05月26日公開

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いよいよ梅雨イサキのシーズンとなった。引きが強く美味しいイサキは大好きな釣り。気になっていたところに、連日リミット達成の大釣りとの情報が入った。場所は千葉県洲崎沖。アベレージサイズも大きく、釣り味も最高とのこと。今回は『佐衛美丸』に向かい、絶好調な洲崎のイサキ釣りをレポートする。

【この記事を書いたライター】山口 充

大型揃いの洲崎沖へ──期待高まる出船

富津館山道路・富浦ICから約25分。港に直接集合となる。カーナビには「千葉県館山市洲崎1392」と入力。洲崎港の中に『佐衛美丸』がある。敷地内に駐車場があり、止められない場合は目の前の港の駐車スペースに停めて女将さんに確認するとよい。コンテナに明かりが灯り、4時20分に受付が開始された。釣り座は予約順なので船には乗らない。準備が終わると船長から予約順に呼ばれる。あらかじめコマセとバケツが用意されているので、乗船して好きな釣り座を確保する。準備が整い、早川船長の操船で5時に出船した。「ポイントまで5分くらいです」とのこと。

⇒ 【動画】「佐衛美丸」でのイサキ釣り動画

7対3調子が鍵 梅雨イサキのおすすめタックル

竿はコマセを細かく出しやすい、7対3調子がおすすめ。しっかりと指示ダナでコマセを出すことが釣果につながる。リールは小型電動リール、もしくは水深が浅いので手巻き両軸リールでも可能だ。道糸は汎用でPE2~3号が多く使われているが、4号程度まで好みで使うとよいだろう。ビシは黄色いFL60号を使用。ウイリー仕掛けのイサキ釣りも同じだが、基本はビシの開口部を「下部は全閉」「上部は3分の1開口」にする。天秤はアーム長30cm前後の片天秤、1.5mm・30cmのクッションゴム。仕掛けは全長3mが推奨されている。ハリスは1.5~1.75号のフロロカーボン。大型も多いため、抜き上げる時には注意したい。良型はタモに入れることをおすすめする、それほど大型イサキがいるエリアだ。

 

開始早々から良型連発、洲崎イサキの実力

ポイントに到着し、水深約20mにある反応からスタート。海面からの指示ダナだ。ハリス分の3mをプラスして沈め、23mから数回に分けて竿を振り、コマセを出しながら指示ダナの20mにセットする。アタリがなければ、もう一度23mまで下げてコマセワークを行い、20mの指示ダナへ。コマセカゴの上部を3分の1開口にしているため、2~3回行うことができる。

コマセが効いてくると、左舷オオドモで良型イサキがヒット。船中でも良型がポツポツと上がり始めた。まだ一流し目だが、上がってくるイサキのボリュームが半端ではない。それが揃うのだから、さすが「洲崎のイサキ」だ。ただし悩みどころもある。大型対策でハリスを太くすると、食いが少し落ちるようだ。ビッグパワーで竿を絞り込む引きは、見ていても面白い。知人は引きの強さに「これ、イサキじゃないな」と慎重にファイト。ところが上がってきたのは大型のイサキ。アベレージ32~35cmサイズの太った個体ばかりで、驚きの前半戦となった。

喰わせの間合いが明暗を分ける

アタリが少なくなると、細かくポイントを変更しながら再スタート。ベテランの釣り人の動きを見てみると、しっかりとタナを合わせ、細かいコマセワークを行っていた。そこからの間合いがまさに流石だ。コマセが仕掛けに同調する時間が毎回同じなのである。コンディションでパターンは変えると思うが、基本はアタリが来るまで動かず、なければ沈めて同じタナまでコマセワークを行い待つ。ウイリーのような誘いはなく、無駄な動きが一切ない。喰わせる間合いが完璧で、船中でアタリがない時間帯でも、ポツポツと数を伸ばしていた。

その後、船長は水深約30mのポイントへ移動。すると25~30cmクラスも交じり、ダブル、トリプルと爆釣モードに突入。時折、良型メジナもヒットする。「これでも今シーズンは今ひとつなんだよね。例年だと色々な所で狙えるんだけど、今期は場所が限られてる」と早川船長。だが、十分すぎるほどの釣果だった。

基本に忠実が最大の近道

後半は記者も竿を出した。まずは基本の仕掛け、ハリス1.5号を使用。丁寧にコマセワークを行い、ベテランと同じ間合いで待つとヒットした。どうしてもアタリがないと動かしてしまいがちだが、喰っている状況では微調整で十分。動かしすぎるとヒットレンジを外し、バラシも増える。「しっかり喰わせる」ことが洲崎イサキの肝だろう。

付けエサはバイオベイトをカットしたイカタン仕様。針掛かりがよく、釣果が伸びていく。数匹追加した所で試しにハリスを3号まで太くすると、明らかにヒットが減少した。また、アタリはあるもののフッキングが甘くなったと感じた。大型サイズが多く不安な場合は1.75号。1.5号ならタモ入れ対応がベストだ。

終盤までアタリは続き、定数50匹を超える人も数名。最大サイズは38cm。アベレージサイズも高く、釣り味・食味ともに最高の梅雨イサキ。ビギナーにもおすすめの釣り物だ。

⇒ 【動画】純烈も「佐衛美丸」でイサキ釣りにチャレンジ

今回利用した釣り船

千葉県洲崎港『佐衛美丸』
〒294-0316 千葉県館山市洲崎1-228
TEL:080-8095-1991
定休日:第2・4水曜日 釣果・施設情報 佐衛美丸ホームページ

出船データ

イサキ乗合
乗船料金:12,000円(コマセ・エサ・氷付き)
時間:集合4:20 出船5:00(揃い次第)
※釣り座は予約順(乗船は船長から声が掛かってから)
     
※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

山口 充
プロアングラーとしてテレビ出演、企画、撮影、雑誌執筆やカメラマンをこなしながら「旅と釣り」をテーマに日本中を釣り歩く。公益財団法人日本釣振興会神奈川県支部長・普及振興委員会。2016年JGFA・MVPアングラーズアワード受賞。伝統の和竿「横浜竿」を使い、2020年IGFAタチウオ世界記録を獲得。
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