2026年07月17日公開
今期は様々なエリアでスルメイカが好調だ。エリアによって水深も違い、スルメイカのサイズも変わってくる。今回訪れた勝山エリアは、この時期としては大型が主体となるポイントだ。どのような展開になるのか楽しみである。
アクセス良好!勝山港から快適出船
勝山漁港へのアクセスは、車の場合「富津館山道路・鋸南富山IC」より約10分。東京方面、横浜方面からもアクセス抜群だ。自分は横浜方面からアクアライン経由で向かったが、深夜割引で走行できる。帰りは東京湾沿いを走り、道の駅などで買い物や休憩をしながら帰るのも楽しい。風景が良い場所なので1泊して楽しむのも良いだろう。JR内房線・安房勝山駅から徒歩15分と、最寄り駅から徒歩圏内なのも魅力だ。
また、イカ釣りは荷物が重くなりがちだが、駐車場が停泊場所の目の前なので便利。停泊場所には釣り座を確保する看板があるので、釣り座の番号付きのキャップを確保しておこう。
午前4時に集合。『新盛丸』の艫居正悟船長が到着し、受付の準備を開始。船の灯りが点き、乗船開始となる。投入器は船に積まれているため借りてセットする。「手前で反応があればやりますが、なければ走ります」と船長。お客さんからも「いい画が撮れるように頑張りますね」とありがたい言葉をいただく。
近年はバッテリーの軽量化やタックルのスリム化が進み、扱いやすくなっているのはうれしいところだ。仕掛けを見ると、常連やベテランは直結仕掛けで18cmの角を使用している人が多かった。
14~18cmが主流、勝山沖のイカ角セッティング
イカ角は14~18cmで、直結仕掛けとブランコ仕掛けが使われる。直結仕掛けは10本前後の角を使う人が多く、慣れない場合はブランコ仕掛け6本程度からスタートして確実に1杯を上げることをおすすめする。船長の合図とともに絡まず投入できるようになれば釣果が上がってくる。スルメイカを誘うアクションはシャープなので、先調子の1.6m前後のものがベスト。時期が変わりヤリイカなどが混ざる場合は、やや胴に乗る長めのものが汎用性が高く使いやすい。リールはPE3~4号を300m巻ける中型電動リール。オモリは150号を使用。
水深160mラインで実釣開始
午前6時に出船。手前の状況がいまひとつのようで「1時間ぐらい走りますね」と船長。和田沖に到着すると各船が集結し、反応も見つかりスタートとなった。反応は水深160m前後。ミヨシにいたベテランの動きを見ているとすぐにヒット。乗せた後も丁寧に誘い、多点掛けを狙う。上げてくると良型のスルメイカが次々と取り込まれていく。絶好のスタートとなった。
サバ対策が釣果の分かれ目
このエリアは良型のサバも多く、イカ狙いにはやっかいな存在だ。ブランコ仕掛けは確実に掛けられる一方でサバに狙われやすい。直結仕掛けはその点有利だが、触りを取る技術が必要となる。このあたりは通って覚えるのが上達の近道だ。ベテランは3杯、4杯掛けと多点掛けで数を伸ばす。
「ブランコでも18cmが良いようですよ」と船長。実際にサイズは良型が揃う。ただし触腕だけ掛かる場面もあり、丁寧に巻き上げることが重要だ。深場からのやり取りはスリリングである。イカの移動が早いがタイミングが合うとスルメがヒットする。状況を聞いて見ると、「沈降中に乗ることも多く、誘い上げて止めて落とすと乗る」とのことだった。
強烈な引きが魅力の大型スルメ
記者も釣りを開始。あえて11cmの角でブランコ仕掛けを使用する。指示ダナは160~170m。最初はヒットしないが、14cmに変更すると掛かりが安定し、多点掛けにも繋がる。サイズに合わせた角選びの重要性を実感した。再投入で「ズシッ」と重いアタリ。上げてくると胴長25cmの良型ダブル。体感は4~5杯分の引きだ。
船長「最初はブランコが有利、無理して直結では無くブランコでやった方が良いです」
釣り味、食味ともに魅力的なスルメイカ。大型の引きを堪能できた。皆さんも是非楽しんでみては如何だろうか。
この記事を書いたライター
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