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デカ鮎との引き合い!高知県安田川で〝泳がせ道場〟開講!

2026年09月07日公開

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いよいよ私の夏休みも後半戦。よさこい、阿波踊りと熱気溢れる四国へ。幾度となく通った明石大橋だが、鮎釣りシーズンに見るこの景色はいつも特別な気持ちにさせてくれる。ただ近年、台風のルートが変わり四国を通ることが少なく、今年は稀に見る雨不足。四国の河川も深刻な高水温と渇水に悩まされていた。そんな中、向かったのは高知県東部に位置する「鮎おどる清流安田川」。そこにはいつもと変わらず流れる「やすだじかん」があった。

【この記事を書いたライター】SHOHEY

デカイぞ〝安田鮎〟!海産鮎の底力を見る

いつも笑顔で出迎えてくれる友人たちから「今年の安田川は難しいぞ!」との言葉。「釣れれば型は良いが、渇水の影響もあり、魚はいるが掛けるのは一筋縄ではいかない」と。どうやら徹底した泳がせが肝、〝泳がせ道場〟開幕となりそうだ。

友人の案内で向かったのは中流域のポイント。川には竿を出す友人の姿も見えた。早速準備をしていると「何だか涼しい」。例年に比べ、気温が低く心地よい風が吹いていた。しかし、水温は高温とまでは言わないが、ぬるい。オトリの管理をしっかりしないと、負のスパイラルまっしぐらになりそうだ。「その流れは釣れる、あの深みにデカ鮎がいる」などアドバイスをもらい、川へ。下流の、石がポコポコと顔を出す流れ。歩を進めればシュンシュンと走る良型鮎の姿。「こりゃ~釣れそうだ!」と思った安易な私の思惑は、呆気なく砕かれた。間違いなく鮎の姿はあるのに掛からない。相方も苦戦の模様。しかし、地元の友人たちはポツポツと釣果を上げている。見れば皆、竿を立てて実に繊細な釣りをしている。流石名手揃い!

見兼ねた友人が薦めてくれた大石周りの深み。思い切ってオトリチェンジをし、丁寧に泳がせると「ガン!」と強烈なアタリ。掛かり鮎は恐ろしい粘りの引きを見せる。やっとの思いで引き抜いた鮎は体高のあるデカ鮎!その力強さに驚くばかりであった。その後、何とかパターンを掴み、釣果を伸ばしていく。このポイントでは流れの緩い場所を上に泳がすことで掛かりが良くなった。いかにも釣れそうな流れでは反応が悪く、オトリの元気さがモロに釣果に影響する。テンポ良く野鮎を掛けていけるかが釣果を伸ばす肝となった。

2日目に入ったポイントでも、初日同様〝見極める目〟を要した。しかも、ただ泳がせればいいわけではない。しっかり管理した泳がせが要求された。相変わらず良型鮎はそこら中にいる。なるべく狭く石に囲まれた場所を狙い、泳がせていくと「バッキューン!」と爽快で強烈な引きが待っている。しかし、少しでも泳ぎが不自然だと、掛かってくれない。大いに学ばせてくれる〝安田鮎〟であった。

ここでもう1つのポイントは、小針を使うこと。時には25cm程の鮎が釣れるが、6号の小針を使うことでバレが軽減され、掛かりも良くなった。

安田川上流域〝ゆずの村〟馬路村で〝安田鮎泳がせ道場〟

それにしても、ここまで一緒に釣りをしてきた、安田の友人たちのレベルの高さには毎年のことながら驚くばかり!ここぞの1匹を捻り出す力を持っている。翌日、上流域の馬路村ポイントへ。私は橋下左岸の緩い流れから今日まで学んだことを実践。しかし、今日も鮎の姿は見えるのに、最初の1匹に大苦戦。丁寧に釣り進めるも手にしたのは掛かり所の悪い鮎のみ。下流を見れば、友人はテンポ良く釣果を上げている。場所の問題ではない。釣り方、オトリ、狙う場所とすべてをマッチさせての結果だ。

2時間くらいだろうか、最上流へ向かったアニキが戻ってきた。「釣れた?」なんて聞いた自分に笑えるくらい、恐ろしい釣果だった。それからアニキの〝安田鮎泳がせ道場〟が始まった。釣れている友人に共通していることは、とにかく釣りが丁寧だということ。こまめなオトリ交換は勿論のこと、ハリスの長さや目印の位置を、川や鮎の情報を読み取り、ひと流し毎に修正していた。「こうしてここをこう狙えば釣れる」と、実践しながらポンポンと釣り上げていくアニキ。実に学び多き時間となった。

そして午後。教えを守り釣り進めると、掛かるテンポが上がり、良型鮎の粘り引きを存分に味わうことができた。馬路村エリアは、下流のポイントよりも水温が低く、20cm程の鮎に混じり良型も顔を見せてくれた。アニキの教えだが、人の狙わない場所、狙いにくい場所にしっかり竿を出すことで釣果が伸びた。

 

大石の渓流相で大鮎現る

楽しい時間はあっという間。最終日は、上流域の大石ゴロゴロポイントへ。立ち位置をどこに取り、どこを狙えば良いのか、難しいポイントだ。河原を歩くのも石をよじ登りながらで一苦労。さあ、今日まで学んだ事を色々試していかなければ!と、幸先よく20cm程の鮎がすぐに掛かってくれた。これを落ち込みのシラ泡に入れると、これまでで1番の衝撃が手元へ伝わってきた。目印が一気に深みへ引き込まれる。竿尻をお腹につけ、耐えること暫し。流れの緩い場所へ引き出すが、まだまだ粘る掛かり鮎。恐ろしい引きの強さである。やっとタモに収まったのは、今回イチのデカ鮎!体高はあるがシャープで、海産鮎らしい屈強な姿だった。安田川釣行を締めくくるに大満足な1匹だ。

そしてこの日、覚醒したのは相方だった。アニキや友人たちの教えを守り、良いペースでデカ鮎を釣り上げていた。上流に見えるドヤ顔は、今回の釣行での成果の現れなのだろう。(笑

私の鮎釣り原点である安田川は、何度訪れても難しく学び多き川である。今回、数は出なかったものの、型・引きは抜群!1日が終われば、数を超える満足感を得られる鮎ばかりであった。釣り上げた1匹1匹は、今でも鮮明に思い出される。今年もここ安田川でパワーチャージ完了!鮎釣り後半戦、力の出し惜しみなく、鮎のフルパワーに立ち向かおう!

施設等情報

施設等関連情報

日釣り券3,000円 年券10,000円
※オトリ販売は安田漁協にて遊漁券も販売
     
※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

SHOHEY
鮎にゾッコン!ずっと川に浸かっていたいと思う日々を過ごす。3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全てを鮎釣りに捧げ、全国各地を「鮎な夏!」で駆け巡る。主催するアウトドアの団体にて、キャンプや釣り初心者のためのイベントなども開催。
instagram:
@hangover.camp
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