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止まらない鼓動!飛騨高山・益田川に潜む美しき鮎は豪快!迫力満点!

2026年08月30日公開

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いよいよ今年も鮎三昧の夏休みがスタートしようとしている。台風の行方を見つつ日本地図を眺める至福の時間。どうやら今年は渇水か増水、地域によって状況が二極化しているようだが、何はともあれ第一条件は竿が出せること。と言うことで西へ行くことにした。そして、あちらこちらの友人から情報を集めまくり、初河川となる岐阜県の益田川でスタートを切ることに!毎年、訪れてみたいと思っていたが、中々タイミングが合わず訪れることができなかった河川である。「デカ鮎でダイナミックな釣りができる河川」と常々聞いてはいたが、果たして渇水・釣り荒れ状態でどんな出会いが待っているのだろうか。私の世界にまだない場所へといざ冒険だ!

【この記事を書いたライター】SHOHEY

低気温・低水温の朝に苦戦!

木曽路の長い峠道を抜け、飛騨川沿いに進めばお目当てのポイントまであと少し。今回、目指したのは益田川でも上流漁協エリア。下呂の街に流れる下流エリアは、毎年混雑必至の人気エリアで度々動画で見ることがあるが、上流エリアは情報が少なく、私にとって未知のエリアとなる。夜明けを迎えた高山の朝は、なんと21度。半袖では肌寒い気温であった。ここまで気温が低いと水温が心配だ。

まずは前日に電話で確認しておいた「水口オトリ店」さんへ。「おはようございま~す!」と、初場所での不安も吹っ飛ぶお父さんの元気な声。釣れる鮎のこと、ポイントまでの道のりなど、親切に教えて頂いた。「遠くから来たんだから沢山釣って楽しんでね」と言う嬉しい言葉に送り出され、お目当てのポイントへ。

張り切った甲斐あり、川には一番乗り!渇水、垢ぐされとの前情報があったものの、川を見れば垢ぐされもなく、昨日ダムが水を出したとのことで渇水も解消され、平水という好条件。川幅は狭く、元々水深の浅いポイントは私でもどこでも川を切れ、多くのポイントを釣り歩けそうだ。目の前に広がる小石底の平場ヘチでは、時折鮎の跳ねも見られた。早々に準備を済ませ川へ。「冷たっ」、やはり水温は低め。しかし、今日は夏晴れ予報。水温上昇のタイミングに期待だ。

私は目の前の流れに変化のある場所から、相方は上流の瀬落ちの流れへと向かった。静かに足元からオトリを送り込み泳がせるが、反応なし。どんどん下流へと下り、チャラ瀬、瀬とあらゆる場所を探るもただ1度として反応を得られない。上流へ向かった相方も同じ状況のようだ。目を凝らせば水中には鮎の煌めきも見えているのに、これは非常にまずい!2人とも釣れないとなると「おかわり」の文字が頭をよぎる。

すると、ここで救世主となる益田川に詳しい先輩から電話が!「どんどん上流へ!」とのアドバイス。どうやらここ最近の益田川、朝の時間帯は厳しいことが多いとのこと。そして、午前中は流れのないトロ場が良いと。よく考えれば私も相方も流れのある所ばかりに竿を出していた。早速、2人で竿を畳み、ひたすら上流のトロ場を目指し川を遡った。

⇒ 【動画】小澤剛、岐阜県白川を攻略する

トロ場で状況一変!泳がせで掛かる良型鮎!

やっと辿り着いたトロ場には目を疑うような光景が広がっていた!下流とは比べ物にならない程の鮎の姿。しかも、見える鮎は何やらデカい。

大事にとっておいたオトリくん2号出動!手元から勢い良く泳ぎ出したと思ったら、瞬殺ギューン!一気に目印が引き込まれ、竿を立てれば掛かり鮎が凶暴な引きを見せる。「な、何じゃこりゃ~!」。やっとの思いで引き抜いた鮎は追星クッキリのデカ鮎!そして、掛かり鮎を放つと、今までが嘘のように反応バリバリの入れ掛かり4連チャン。

続いて、下流に構える相方にも待望の初益田鮎。7号の針はどれもバッチリ背掛かり、バレもなく追いの強さを感じる。凄いぞ、益田鮎!この頃になると、釣り人も増え始め、周りを見渡せば、やはり流れのあるポイントに入った釣り人は苦戦中。トロ場に入った釣り人にのみ、良型デカ鮎がやってくるという状況だ。しかし、トロ場であってもオトリの元気さで掛かるペースには差が出る。いかにテンポ良く循環させるかが入れ掛かりへの道となる。なるべく川底に石の詰まったポイントを選ぶことで、多くの鮎を掛けることができた。

2時間も経つと、ボリュームのある益田鮎で曳舟はいっぱいに!釣れる度に、河原で見ている地元の方から拍手が聞こえる。何とも和やかで楽しい時間が続いた。

 

午後は川全体で活性爆上がり!

昼を過ぎると、あれ程涼しかった益田川にも夏の日差しが降り注ぎ、気温は30度を超えた。それとともに水温も上昇。すると、川の状況も変わっていく。流れのあるポイントに入り、苦戦していた釣り人の竿が、ポツリポツリと曲がり始めたのだ。これを見て、迷わず入川した下流のポイントへと戻る。朝、全く反応がなかった瀬に、鮎が入っているのではないかと予想したからだ。

元気なオトリのストックは充分ある。朝イチ入った場所からオトリを放つと、大石脇の流れを越えるまさにその時、カッツーン!目印が吹っ飛んだ。思った通り、水温が上がったことで鮎が流れに入り、明らかに活性が上がっている。ものの10分で5匹という釣果。しかも良型揃いで、強烈な引きを味合わせてくれるのだから言う事なし。朝はさほど目視できなかった鮎がよく見える。手前でもヘチでもどこでも反応が得られ、相方も朝イチのポイントで順調に掛けていた。

夕方になると、鮎のギアがさらに一段上がり連チャンが増えた。瀬でもトロでもどこでも掛かる。途中、お会いした地元の釣り人の方に話を聞けば、ここの鮎は「美峰鮎(びほうあゆ)」という飛騨高山で育つブランド鮎として有名とのこと。利き鮎会で準グランプリを受賞した実績もある絶品鮎で、焼き上げると芳醇な香りが広がりとても美味しいそうだ。これ又食する楽しみが増えた!

この後も日没まで鮎のやる気は続いたが、私たちの体力の方が先に限界を迎え、納竿とした。今回、初釣行となった益田川では、何やら鮎の底知れない凄みを感じた。ふっくらとした体高に力強さ、そして素晴らしい香り。ここ飛騨高山の豊かな自然そのものを感じさせてくれた。

あなたもここ飛騨高山に潜む美しい鮎と出会えば、忘れ難き時を手にすることができるだろう。私の夏休みはそんな鮎たちと素晴らしいスタートを切ったのだった。

⇒ 【動画】清流長良川の支流・吉田川で盛期の鮎釣りを楽しむ

施設等情報

■益田川上流漁業協同組合
日釣り券:3,000円(女性2,100円)

■水口オトリ店
住所:高山市久々野町長淀202-1
電話:0577-52-3373 益田川上流漁業協同組合ホームページ

施設等関連情報


     
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この記事を書いたライター

SHOHEY
鮎にゾッコン!ずっと川に浸かっていたいと思う日々を過ごす。3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全てを鮎釣りに捧げ、全国各地を「鮎な夏!」で駆け巡る。主催するアウトドアの団体にて、キャンプや釣り初心者のためのイベントなども開催。
instagram:
@hangover.camp
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