2026年11月08日公開
寒グレシーズン開幕を目前に控え、各地でグレの釣果が聞かれ始めている。そんな中、鹿児島県・南さつま市の久志エリアの沖磯へ釣行。46cmを筆頭に12匹のグレをキャッチし、そのうち8匹が40cmオーバーという好釣果に恵まれた。渡船『松風』を利用した久志エリアのシーズン序盤の状況をレポートする。
久志の沖磯で今シーズン初の寒グレ狙い
渡船『松風』。普段は、草垣群島やトカラ列島など離島への瀬渡しをメインに行っているが、この日は風が強い予報で久志エリアに出港するとのことでお世話になった。シーズン序盤ということもあって底物狙いの釣り人が多く、グレ狙いは私1人。
朝6時半、荷物を積み終えて出船。普段、離島へ走らせている船は豪快なエンジン音で船を走らせていく。それだけで気持ちが高まっていく。グレ狙いは地方の磯に降ろして頂けるとのことで道具を準備し、無名瀬へ渡礁。瀬着けの安定感もバッチリで、『松風』なら磯に慣れてない方でも安心だと思う。ポイントも細かく教えてもらえる。
足場がそこまで高くないため、道具が流されないよう荷物を移動し、海の状況を確認しながらタックルをセットする。
エサ取りをかわして30cm超のグレをキャッチ
エサ取りが多いことを考慮し、遠投できるようなセッティングとした。
《タックルデータ》
□ロッド:24FIREBLOOD Gure 1.2-510(シマノ)
□リール:15BB-X TECHNIUM C3000DXG S(シマノ)
□道糸:銀鱗SS ブラックマスター 1.5号(東レ)
□中ハリス:スーパーL・EXハイパー 1.5号 2ヒロ(東レ)
□ハリス:スーパーL・EXハイパー 1.5号 2.5ヒロ(東レ)
□ウキ:アバカスX u/0(ソルブレ)
□針:閃烈グレライト 6号(ヤイバ)
□サシエ:生オキアミがメイン
足元にマキエを投入して確認してみるが、あまりエサ取りは目視できない。竿2~3本ほど先にシモリがあるとのことで、まずはその周辺をポイントとした。開始1投目から直ぐにウキに反応があり、アワセを入れると早速ヒット。だが、上がってきたのは想定通りのエサ取り、イスズミだった。それ以降も毎投のように反応がありイスズミ、メガネハギなどがヒットする。
ということで、少し沖へ遠投し、海面で割れるマキエの薄いところにサシエが来るようにイメージして釣りをする。と、直ぐに結果が現れた。イスズミだらけになると予想していた中から、30cmオーバーのグレを釣り上げることに成功。
しかし、同じポイントを続けて探ると、直ぐにエサ取りのイスズミが寄ってきてしまう。足元のエサ取りは気にならないものの、マキエだけは入れておき、沖のポイントを狙うことで、ポツポツと拾うことができた。
そして、ここから予想もしていなかった展開になる。
40cm超のグレが浮上、状況が一変!
昼前ごろ、船長が見回りに来てくれたが、想定より釣果が上がっていたため、瀬替わりせずにそのまま粘ることにした。回収は最終の4時。
マキエを撒くと、沖の海面には70cmを優に超えているであろう特大のボラが無数にマキエを食べている。そして、足元を確認すると、なんと海面から2ヒロ程度のところにグレが湧き始めている。このチャンスを逃す訳にはいかない。仕掛けをソルブレの「ABACUS-X」から「銀桜R」のBに変更し、細かい当たりでも掛けられるようにする。
海面にはボラがいるものの、その下でグレがエサを拾っている。しかも、40cmオーバーであろう魚も多数確認できる。1投目、狙い通りグレの反応があり、40cmオーバーの口太グレを釣り上げる。以降も、グレが見えている間はほぼ入れ食い状態!しかし、5~6匹拾ったところで見えていたグレが姿を消してしまい、エサ取りに囲まれてしまう。
46cmグレ登場!久志エリアは今シーズンも期待大
グレの姿が確認できなくなったため、再び狙いを沖へと変更する。グレのタナは浅いだろうと想定し、浅ダナを狙うが、特大のボラがヒットしてしまう。2ヒロ程のタナでは、40cm級のチヌが立て続けにヒット。このままではまずいと、ポイントを変えながら狙うが、次に現れた魚もエサ取りのホシザヨリ。さらに、海面にはオキザヨリが波紋を立てており、すぐに食いついてくる。
この状況を打開しようと、マキエと仕掛けの距離を少しずつ離していく。ホシザヨリに邪魔されない距離感を探っていると、ウキがモゾモゾと入っていくアタリが出た。強烈な引きに耐えながら取り込むと、なんと46cmの口太グレ。シーズン序盤とは思えない良型だった。
その後はマキエを入れずとも辺り一面にホシザヨリが群れる状況となり、納竿時間を迎えた。今回はグレシーズン序盤の釣行だったが、46cmを筆頭に12匹のグレをキャッチ。そのうち8匹が40cmオーバーと大満足の結果となった。鹿児島県・南さつま市の久志エリアでは良型グレの気配が濃くなっており、これから本格化する寒グレシーズンへの期待がさらに高まる釣行となった。
この記事を書いたライター
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