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【のべ竿釣り】釣り文化を広め、釣りを楽しむ by 高橋哲也

2026年09月03日公開

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リールを使わないシンプルな竿、〝のべ竿〟。『のべ竿ノトビラ』最新回では、磯釣りのレジェンド、そして海のビッグゲームの第一人者である高橋哲也が、長崎県福江島の海を舞台に〝のべ竿〟でしか味わえない世界・魅力を伝えている。

 

⇒ 【動画】高橋哲也が〝のべ竿〟の魅力・奥深さを紐解く

沖磯でのべ竿

〝のべ竿〟と聞くと、まずは川魚などを狙う際に使う竿を思い浮かべるであろう。しかし、磯釣りのレジェンド・高橋哲也は、淡水用の〝のべ竿〟に4号前後のラインをセットして、沖磯から上物(グレやイスズミ、サンノジなど)や、それ以外にも撒き餌に寄ってくる魚をなんでも仕留めてしまう。餌は、フカセ釣りと同じくオキアミがメイン。狙える範囲やタイミングが限られ、〝のべ竿〟では厳しいように思えるが、動画を観ればメリットとデメリットを分かったうえで充分に楽しめることがわかる。

初日は沖磯ならではの大型魚の引きを楽しんだ高橋哲也さん。2日目は堤防へ。雨の影響で海はかなり濁った状況だが、活きエビを餌にクロダイやマゴチ、スズキなどを狙っていく。早々にヒットしたのはクロダイ。フカセ釣りと違い、〝のべ竿〟だと小型でも竿が曲がり、ダイナミックな釣りが楽しめる。また、リールがないからこそ釣り上げるためにはロッドワークが肝となり、他の釣りでも大切な「竿でのやり取り」が上達する気がする。

 

釣りを楽しむ

3日目は再び沖磯へ。足元に見えるイスズミを狙い、仕掛けを投入する。すると待望の青物がヒット!強烈な引きではあったが、巧みなロッドワークを駆使し、見事に〝のべ竿〟でブリを仕留めてみせた。その後もエサをカニにするなど試しながら楽しんでいると、強烈な当たりが。上がってきたのは良型のマダイであった。結局、〝のべ竿〟だけで、トータル10魚種を釣り上げたところで納竿となった。対象魚が限られてしまいそうな〝のべ竿〟の釣りだが、いろいろなアプローチで臨み、楽しむ気持ちがあれば多種多様な釣りが可能なのだと思い知る。

高橋氏は「釣り産業よりも大事なことは釣り文化。釣り文化に1人でも多くの人が興味を持って欲しい」と語る。私もできうる範囲で釣りを広めていきたいと改めて感じた。

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この記事を書いたライター

上野 淳史
鹿児島県在住。家から海が近かったこともあり幼少期から釣りを楽しんできた。現在はフカセ釣りでの全国制覇を目指し、九州内での様々なトーナメントに参戦中。ホームグラウンドは南さつま市(グレ)、大隅エリア(グレ)、錦江湾一帯(チヌ)。
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