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かめだや・東京都羽田「東京湾・盤洲の“鉄板・シロギス”、気温と共に気配上昇!」オフショアマガジン|釣りビジョン

釣りビジョン
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かめだや・東京都羽田

2017.07.01号

東京湾・盤洲の“鉄板・シロギス”、気温と共に気配上昇!

色白で清楚な美しさから「海の貴婦人」とも言われるシロギス。実は釣りたてのシロギスはその名の通りの白ではなくキラキラとパールピンクに輝く美しさ。気温の上昇と共にシーズン盛期を迎え、束釣り(100匹以上)も望める東京湾の超人気ターゲット。中でも盤洲は“鉄板”の釣り場だ。その盤洲で釣れ出したと聞き、羽田『かめだや』に出掛けた。

抜群のアクセス

都会の中にひっそりと佇む船宿『かめだや』

『かめだや』は日本の玄関、羽田空港のお膝下、多摩川下流左岸にある。京浜急行・大鳥居駅を降りて10分程の所だ。車なら首都高速・羽田ICを降りて僅か数分というアクセスの良さ。船宿からJR蒲田駅まで送迎もある。シロギス船の出船は午前7時40分。ゆったりと自宅を出ても十分間に合うのが嬉しい。

船宿があるのは大師橋の袂です
この日乗船した「第16かめだや丸」
JR蒲田駅から送迎もある

盤洲まで航程45分

船は多摩川に停泊

定刻の7時40分。平日にも拘らず計6人が集まり、鈴木祥太船長の操船で河岸払い。船着き場を出るとすぐに羽田空港。世界中の飛行機が駐機されていて国際色豊かだ。「東京湾の釣り=江戸前の釣り」というイメージからどうしても離れられない私としてはこのギャップになんとも微笑ましい気持ちになった。航程約45分で東京湾のシロギス“鉄板ポイント”と言われる盤洲に到着した。

船への乗り降りは水門内の船溜まりで
桟橋を利用して楽々乗り降り
出船するとそこは羽田空港

東京湾・シロギスが本格モードへ

この日使用した船宿推奨仕掛け

夏に向けて最盛期を迎えるシロギス釣り。冬の時期水深20~30mラインにいるシロギスが10m以浅に産卵のために上がってくる。つまり盤洲のような浅場で釣果が出始めれば本格シーズン到来という事だ。まだ日によってムラはあるもののベテラン勢は既に束釣りを記録している。「去年から何か様子がおかしい」と言われていた東京湾のシロギス釣りの調子も本来のモードに戻って来たようだ。期待に胸が膨らむ。

15号オモリと小型片テンビンのセット
使用する餌はアオイソメ
仕掛け図

水深8mラインでスタート!

付けにくいアオイソメに専用の滑らない工夫(石粉)が吉

シロギスの釣り方の基本は、10m程仕掛けを投げ、ラインを出して海底に着いたら糸フケを取り、ゆっくりさびいて船下持ってくる。その間にアタリがあれば合わせ、なければ竿先をチョンチョン動かしてオモリで海底をトントン叩くようなイメージでアタリを待つ。
先ずは水深8mラインでスタート。多少の風はあるものの、潮も流れていて条件的には悪くないかと思われた。しかし、最初のアタリが出ない。船長も首をかしげる。最初の小1時間、トモ(船尾)で1、2匹釣れたものの全く以ってよろしくない状況。ここ数日の風で底荒れしているのか?船長も渋い表情だ。

アオイソメはハリから1、2cmのたらしで良い
ポイントは“海ほたる”そばの盤洲。上空を飛行機が
和竿で挑む江戸前の釣りは情緒たっぷり

厳しい時間が続く

常連の井出清次さんはコンスタントに上げていました

浅場の場合は船のエンジン音に魚が警戒するので、エンジンを止めてパラシュートアンカーで流して釣ることが多い。しかし、アタリが遠いこの日は頻繁にポイントを替える必要があるために、最初の数流しこそパラシュートアンカーで流したものの、その後はエンジン流しとなった。たまたまなのか? 若干だがアタリが増えた気がした。まさかのセオリー逆転?ただし、あくまで微妙にという話であって、本来のそれには程遠い。スタートして3時間。やっとトップがツ抜け(10匹)を達成したところで船長が移動を決断。水深は同じく8m前後だが、場所を木更津沖へと移動した。

両ドモ(船尾)でコンスタントに
渋い中での嬉しい1匹
時には一荷(2匹)で掛かります

小まめな誘いが釣果を左右

ビッグワン!

正午を過ぎた頃から潮が下げから上げに変わり、調子が少し上向いた。ここで釣果を伸ばしたのは左舷艫に釣り座を構える井出清次さん。年間通してシロギスに通っているそうだが、左右の腕を巧みに使った2本竿で、見事な誘いでシロギスを確実に掛けていく。やはりこの日の肝は誘いにあるようだ。他にも2本の竿を出している人もいるが、置き竿の人にはほとんどアタリが来ない。
そして、この日のシロギスの気難しさを裏付けるかのような特徴が餌付け。アオイソメを小さくつけるとあたるのはハゼばかりで“本命”が遠い。逆に大きめにつけるとアタリは減るものの掛かれば、ほぼ良型のシロギスだった。餌が大きい分食い込みも浅いのでバレにも気を遣う。なかなかテクニカルだった。

厳しい条件の中でも“本命”ゲット!
“外道”のハゼの猛攻の中で上げた貴重な“本命”
パールピンクに輝くシロギスの綺麗な魚体
気配上昇!シロギス釣り

気配上昇!シロギス釣り

井出さんは巧みな“二刀流”で数を伸ばしていた

結局、この日は本来の“それ”には及ぶことはなかったが、後半の怒涛の追い上げをみせた井出清次さんは46匹を釣り上げた。井出さんは、丁度1週間前には90匹以上を釣り上げていた。前情報通りのムラがまだあるようで、この日は悪い方に当たってしまったのかもしれない。しかし、これから気温が安定してくれば釣果も安定してくることは必至。東京湾のシロギスは束釣りも当たり前だが、これは上手な人に限ったことではない。ビギナーにも安定して“お土産”を確保できるというのが特徴だ。次回は是非にも束釣りを達成したいものだ。

“外道”のハゼに来たマゴチ
この日コンスタントに掛かった嬉しい“外道”のイシモチ
鈴木祥太船長が厳しい中でベストのポイントを探してくれた

(釣りビジョンAPC・丸岡直樹)

今回利用した釣船
東京都羽田『かめだや』
〒144-0043 東京都大田区羽田2-31-13
TEL:03-3741-1258
定休日:毎週火曜日
詳細情報(釣りビジョン)
かめだやホームページ
出船データ
シロギス乗合船
月、水、金、土日祝日に出船
出船時間:午前7時40分~沖上り15時
乗船料金:8,800円(餌、氷付き)
※女性・中学生以下は割引有り
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