上丸・大阪府北中通漁港「大阪湾のタチウオ好調!船上は“女子会”で大盛り上がり!」オフショアマガジン|釣りビジョン

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上丸・大阪府北中通漁港

2017.11.01号

大阪湾のタチウオ好調!船上は“女子会”で大盛り上がり!

好成績が続いている大阪湾のタチウオ。数、型共に“安定期”に入り、ベストシーズン突入だ!そんな中、女性限定の乗合船を出すという情報をキャッチ。大阪府泉佐野市・北中通漁港『上(かみ)丸』に出掛けた。

釣り人が女性ならば、船長も女性!

普段は強面な村上利行船長(左)もこの日は女装で登場。船長歴10年以上のキャリアの佳世船長(右)

集合午前5時30分、出船6時。『上丸』の待合所は、整備された漁港内にある為、5時より前には入れない。5時過ぎに到着すると、迎えてくれたのは『上丸』の女性船長、佳世さん(『上丸』スタッフ)の笑顔だった。 この日は女性だけで乗合船を出す為、私は取材のみでの乗船。そして続々と集結する女性アングラーで現場が華やかになる中、一段と脚光を浴びていたのが村上利行船長。“女装”での登場に場の緊張も緩んだところで出船。2人の船長が乗船して淡路沖に向かった。約1時間のクルージングだ。

駐車場入り口
上丸は大型船。揺れにも強い。そして操舵室下にあるトイレもポイントだ!
こちらは船尾のトイレ。もちろん水洗!
当日の受付風景。乗船名簿に記入する時点から女子会は始まっていた!
氷は各自クーラーボックスへ
『上丸』船尾から

ポイントには白波…

この日最初のショットとなった樋口美智子さん。この笑顔に私の緊張も和らいだ

エンジンがスローダウンすると、船は大きく揺れた。女性たちの船酔いが心配になったが、キャビンを出ると各釣り座で平然とスタンバイする女性達が目に飛び込んで来た。佳世船長が中心となって2年越しで実現したと言う女性限定の乗合船。乗船者の中には、女性アングラーとして活躍している人もいる一方、この日が釣りデビューという女性もいると言うから驚きだ。佳世船長を含め総勢18人、まさに“女子会”である。

禁煙キャビン。操舵室後ろのキャビンでは喫煙可能だ
禁煙キャビン内にある給湯セット。テーブルもあり、飲食可能だ
ずらりと並ぶタチウオテンヤ
テンヤは船内でも販売しているが、購入は乗船前に申し出るようにしよう!
餌のイワシ。無くなればすぐに補充してくれるので、予備のテンヤにセットしておくと手返しがよくなる
こちらのテンヤはイワシの頭を落とし、テンヤから突き出たネジにイワシを刺してセット。最後は普段通りに針金で固定する

開始早々ヒット連発!

良型を手にした蒼井さやさん。タチウオも眩しいが、蒼井さんの笑顔も眩しかった!

「水深90m、反応は70m付近」というアナウンスでスタート。結構な波に苦戦かと思いきや、至る所で竿が曲がり出した。「テンヤは40号・シングルフックのみ」と言うのが『上丸』の決め事。ワイヤーリーダーは禁止で16号前後あればナイロン、フロロのどちらでも良い。また、道糸はPE3号を150m以上巻いておかないと、深いポイントでは対応出来ない。そしてタチウオの他にもサワラ・サゴシも回遊しており、高切れの可能性もあるので、予備は必要だ。レンタルタックルでの高切れなどは佳世船長がすぐさま巻き替えをしていた。また、この日は3人の女性が手巻きで釣っていたが、リールはジギング用。攻めの姿勢を垣間見た。そしてコンスタントにヒットが続く中、「バラした」という声もあちこちで聞こえ出した。安定のタダ巻き、攻めの誘い釣り、それぞれヒットはしてくるのだが、波が邪魔してフッキングが難しそうだった。波のタイミングで普通のアタリが食い上げアタリのように出る事もあり、それがフッキングのタイミングをずらしている。しかし上がってくるタチウオのアベレージは良く、100~110cmが主体。そして120cmに迫る“ドラゴン級”も早々に飛び出していた。

笑顔がキュートな関口知尋さん。コンスタントに釣っていた!
手巻きで攻めていた北園正子さん。同行の初心者がヒットした際も丁寧に指導していた
北園正子さんの同行者もご覧の通りのナイスなタチウオ!
こちらは残念!この食われ方はサワラの仕業?
高切れ時には佳世船長が迅速に対応!
仕掛け図
ドキッ!女性だらけの!タチウオ釣り

波は落ちないが食いも落ちない!

バラシに苦労していた本山淳子さん。その裏にはさらなるスキルアップが!

波は一向に落ちないが、タチウオの食いも落ちる気配がない。そして左舷ミヨシ(船首)の本山淳子さんがタチウオを抜き上げようとした瞬間に痛恨のハリ外れ。どうやら食わせ重視のテンヤで釣っていたようだが、食いが良い分、フッキングのタイミングが難しいようだ。ここで、「『上丸』推奨のテンヤは食いが良い分、アタリも多くなるが、使い出すと必ずと言って良いほど“バラシ病”にかかる。それを克服した時には50匹オーバーも珍しくない」と村上船長。

本山淳子さんのクーラー。バラシ多数でもご覧の釣果!
物静かに釣っていた村上昌美さん。キャリアたっぷりの実力派だ!
タチウオビギナーの道下朋子さんも確実に数を重ねていた!
釣りをするのが初めてという桑原好美さんもタチウオゲット!
川森慶子さんもタチウオはビギナーだとか。しかし他の釣りをするだけあってキッチリと釣っていた!
乱舞するタチウオに、船上は撮影会さながらの盛り上がり!

水深100m、タナは40~70m

この日一番の釣果を叩きだした山村祐子さん。

船長は、船を小移動させながら水深100m前後のポイントを流している。魚の反応は底から10~20m。上から誘い出し、70mラインで高確率でアタるという状況が続いていたが、中々ハリ掛かりさせられずに40mまでタチウオにテンヤをガツガツされながら、ようやくフッキングに成功しているケースもあった。

静かな面持ちの堂原麻美さんだが、タチウオを締めてクーラーに放り込むまでの動きは”必殺仕事人”!
小柄でおとなしい上野結唯さん。タチウオとのやり取りは上手だった!
当日はこんな感じ。船上でお菓子を交換する場面が至る所で見られた!
さすが女子会モード!ダブルヒット、トリプルヒットで撮影会!
ダブルヒット!
トリプルヒット!
竿を絞られる樋口美智子さん。
食い逃げされる事なく、順調に数を伸ばしていく!
船上はご覧の通りの華やかさ!

初心者からベテランまで楽しめる!

この日一番のサイズをキャッチした西森知子さん!

この日が初めての釣りという桑原好美さんも7、8匹は釣っていた。桑原さんは揺れの少ない右舷トモ(船尾)で竿を出していたものの、それでも結構な揺れに釣りあぐねいていた。私はタチウオ釣りが得意という訳ではないのだが、お節介だと思いながらも軽くアドバイス。私が休憩している間に3匹を追加していた。また、ベテランの西森知子さんは、新しい竿の“入魂”も兼ねていたようだ。タフコンディションに手を焼いていたが、新しい竿での普通のアタリに食い上げアタリ、さらには食い込まないアタリをかなり誘い上げて食わせるなど、それ相応に楽しみながらの“入魂”となっていた。タチウオという魚は初心者からベテランまでが楽しめるというのを改めて実感した。

分からない事だらけでも一生懸命楽しんでいた桑原好美さん
後半は手馴れた感じでやり取りをしていた道下朋子さん
タチウオビギナーだったが手巻きでのファイト、立派でした!
釣友に手ほどきをしながらも安定した釣果だった北園正子さん
北園正子さんのクーラーボックス!
撮影時に互いのタチウオの歯が引っかかってしまった

今シーズンのタチウオは

料理が得意だという河野千昭さん。アフターフィッシングはタチウオパーティーで決まり!

その後、風と波は緩んできたものの、潮に濁りが入り出しアタリが遠のいた。そのため少し早めの午後2時30分に沖上がりとなった。
近年の大阪湾では、タチウオの釣り大会が頻繁に行われている。それだけ魚影が濃いという事なのだろう。とくに今シーズンのタチウオは好調だ。『上丸』では、今後もこのような企画を行っていくと言う。女性も気軽に楽しめるタチウオは、釣行後の食卓でも釣り人を笑顔にしてくれる事請け合いだ。

最後に笑顔いっぱいの写真で締めくくりましょう!まずは蒼井さやさん!
西森知子さん!
山村祐子さん!
関口知尋さん!
村上昌美さん!
灯台の奥に見えるのが淡路島。夕景が綺麗だった

(釣りビジョンAPC・小川 泰史)

今回利用した釣船
大阪府北中通漁港『上丸』
〒598-0061 大阪府泉佐野市住吉町(食品コンビナート内)
TEL:090-8383-6633
定休日:元日と海の日
詳細情報(釣りビジョン)
上丸ホームページ
出船データ
完全予約制
乗合船タチウオ1日便 1万円(餌・氷付き)
女性・子供は2,000円引き
ポイントカード有り
レンタルタックル有り
無料駐車スペース有り
チャーター便も有り。要問い合わせ
(交通)
車は阪神高速4号湾岸線泉佐野北IC降りて、住吉町の信号を右折、すぐの信号を左折。右手に出てくる「おさかなはうす」を越してすぐに乗船場入口がある。
電車は南海本線「井原里駅」より泉佐野食品コンビナートに向かい、突きあたりを左折。右手に出てくる「おさかなはうす」を越してすぐに乗船場入口がある。
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