幸栄丸・茨城県鹿島港「茨城県・鹿島沖のヒラメ解禁、出足快調!」オフショアマガジン|釣りビジョン

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幸栄丸・茨城県鹿島港

2017.11.15号

茨城県・鹿島沖のヒラメ解禁、出足快調!

今年も11月1日から茨城県・鹿島沖のヒラメが“解禁”になった。今シーズンは「規定数10匹」の上限を設け、資源管理に乗り出した鹿島、波崎エリア。その前向きな取り組みに敬意を込めて、鹿島港『幸栄丸』に出掛けた。

待ちに待った“解禁”は大賑わい!

取材日は解禁3日目の3連休初日。この時期『幸栄丸』の集合時間は午前5時。連休初日とあって、午前4時には鹿島旧港の広い駐車場が車で埋まっていた。まずは桟橋脇の座席表で希望の釣り座のマグネットを取ってから受け付けへ。乗船料の支払いや仕掛けの購入をしてから、道具を降ろして乗船。当日は雨模様だったが、この一連の段取りがスムーズに片付くのが気持ち良い。定刻の5時30分、梅林将人船長が舵を握る「第七幸栄丸」は滞りなく出船した。

駐車場は受け付け・休憩棟の目の前
明るい屋根付きの受け付け
駐車場、受け付け、船着場が近くて雨でも快適
釣座を取った船と乗り間違いにご注意を
受け付けで渡されたカードを出船前に回収する
雨のため一同キャビンに入って出船

釣り場着、竿入れ、即アタリ!

釣り場に到着、餌のイワシが配られる

ややウネリの高い海をゆっくり走ること30分。釣り場に到着すると釣り座に活きイワシが配られ、水深7mの漁礁周りからスタートした。最初に魚を上げたのは右舷胴の間(中央)の佐々木壮さん(三郷市)。これを合図に二番手はもう誰だか分からないくらい好調にアタリが続き、船上は騒然。根掛かりも頻発するこの釣り場、船長からもアドバイスがあったが、捨て糸を20~30cmと短めにして、ハリスも50cm程度とコンパクトにすると扱い易い。しかも根回りを果敢に攻められるため、根掛かりが回避できて良い釣果に繋がるようだ。

1投目で釣った佐々木さんと斉藤さん
この“食べ頃”が平均サイズ
水深30mの砂地にも良型が
【動画】この季節がやってきた!ヒラメ釣り

オモリを100号に!

朝の“ラッシュ”も落ち着いたところで船長は水深30m前後のポイントに舳先を向けた。この日は大潮、潮の流れが速く仕掛けが吹き上がりがちなのを見た船長はオモリを100号に交換するよう指示。上乗りの内野さんも釣果に恵まれない釣り人の仕掛けを見直したり、釣り方のアドバイスに回った。横流しの釣りを展開したこの日、数だけを見ると釣果は潮先となる右舷の方が良いのだが、潮尻の左舷に竿を出す人の上げる魚の方が型が良い。またウネリが高かったためか、置き竿でもアタリがあるのは左舷の竿で、釣り座によって釣れ方や釣り方に違いがある横流しの釣りは、実に興味深く面白い。

親バリを上あご、孫バリを背びれの後ろに
船でも購入できる船宿仕掛け
仕掛け図
アタリがない時は上乗りさんに相談
潮が速いためオモリを100号に交換
仕掛けを改造後、すぐの釣果

美味しい“ゲスト”フィッシュたち

漁礁周りで来たカサゴ

鹿島沖のヒラメ釣りで釣れる“ゲスト”フィッシュは美味しい上に型が良いのも魅力だ。活きイワシに来るのは良型カサゴ。専門に釣ると中々釣れないが、皆さん結構釣っていたのがマハタ。鹿島沖では定番のソイ。この時期はムニエルが美味しいマトウダイ。サイズの割によく引く元気なイナダや、筋肉質で型の良いマゴチも上がった。

結構な数があがったマハタ
釣れるのは大物揃いのソイ
白身で美味しいマトウダイ

鹿島港の乗合船、もう一つの楽しみ

ご主人と釣りを楽しむ古谷野夫人

鹿島港の駐車場には、あちらこちらの地方ナンバーの車が並ぶ。右舷ミヨシ(船首)の古谷野正・千春夫妻(前橋市)は、日立沖のテンヤマダイ、平塚沖のアマダイ、新潟沖のブリと津々浦々の港で多種多様な釣りをご夫婦で楽しんでいるとのこと。また、右舷トモ(船尾)の根元芳之さん(日光市)は、10月一杯まで中禅寺湖でワカサギ釣りを満喫していたそうだ。左舷胴の間(中央)の井田貴司さん(行田市)はヒラメ初挑戦。同乗の友人には釣れるのに何故か釣果に恵まれなかったが、ラスト30分、立て続けに4匹を釣り上げ快心の笑み。住んでいる地域や釣り物が異なると意外な話しも聞けて面白い。釣果の他にこんな収穫があるのも、乗合船の楽しみの一つだ。

奥様より大物GETで威厳を保つ古谷野さん
紅葉で賑わう日光から釣行した根本さん
ラスト30分の快進撃、井田さん

鹿島沖のヒラメは今年も出足好調!

前日に出た4.8kg(船長撮影)

この日の竿頭は船中1匹目を釣った佐々木さんの9匹。ウネリが高いため仕掛けが落ち着かず、ミヨシでは船酔いに悩まされた釣り人もいたが、船中ボウズ(0匹)なしと皆さん大健闘。僚船も規定数10匹を達成した釣り人が数多くいて、鹿島沖のポテンシャルには本当に驚かされた。
今シーズンのヒラメの模様を『幸栄丸』代表の小野馨社長に訊いた。「例年通りよく釣れてるよ。大きいのは4.8kgというのも上がった。これから海水温が下がってくるとヒラメは太ってくるから、解禁の数釣りが落ち着くと、次はサイズが期待できる大物のシーズンです」と嬉しい見通し。その後も連日好釣果を維持している鹿島港『幸栄丸』。秋の数釣りから、大物と味覚が魅力の“寒ビラメ”へ―。今シーズンも鹿島、波崎エリアから目が離せない。

基本に忠実に釣れば4、5匹は堅い
大きめのクーラーで丁度イイ!
7号船・上乗りの内野さんと梅林船長
下船後は昼食サービスのカレーが
大漁でも安心“5枚おろしサービス”
「よく釣れてる」と小野馨社長も太鼓判

(釣りビジョンAPC・川添法臣)

今回利用した釣船
茨城県鹿島港『幸栄丸』
〒314-0003 茨城県鹿嶋市小宮作1069-67
TEL:0299-82-2775
定休日:第3月曜日
詳細情報(釣りビジョン)
幸栄丸ホームページ
出船データ
ヒラメ乗合
乗船料金:1万2,500円(餌、氷付き)
集合5:00 出船5:30(揃い次第)
定休日:第3月曜日
貸し道具あり
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