釣楽園 征海丸・茨城県波崎港

2018.3.15号

茨城・波崎沖、スロージギングでホウボウ絶好調!

01_main.jpg

あまり一般的ではないが、実はとても美味い魚がいる。ホウボウもそんな魚の一つだろう。胸ビレが大きく綺麗な緑色、3本脚のような腹ビレとユニークな容姿だが、その食味は旨味が強く抜群だ。そのホウボウをスロージギングで狙っている茨城県・波崎港『釣楽園 征海丸』に出掛けた。

集合場所は船の係留場所

波崎港へは、東関東自動車道・潮来ICを降りて約40分、ほぼ一直線の道なので迷う事無く到着出来る。『釣楽園 征海丸』は予約制で、ホウボウ乗合船の集合時間は午前5時。早めの午前4時に到着。駐車場は波崎港隣の利根公園側にある。釣り座は先着順。船は複数係留されているので予約の時に確認をお忘れなく。この日は「第五征海丸」に乗った。
集合時間の30分前に係留場所へ行くと既に須之内哲也船長が出船準備をしていた。受け付けは、軽トラックで料金の支払いと乗船名簿を記入。集合時間には殆どの人が受け付けを済ませ、船に乗り込み準備をしていた。私を含め23人と大盛況。全員が揃ったのを確認、午前5時10分に出船した。

向かって左「第五征海丸」
釣座には道具
準備の様子

スタートはスローペース

午前6時20分、最初のポイントに到着。「それじゃどうぞ。45m、底の方に反応あります」と言う船長のアナウンスでスタート。天候は晴れで風がやや出る予報だが、海は穏やかでナギ。しかし、魚探反応は出ているがアタリが無く、早々に移動。次のポイントも同様、2日前に“春一番”が吹き、大シケとなった影響だろうか。そんな状況でも次のポイントで初ヒット。右舷トモ(船尾)で小型ながら“本命”が上がった。その1匹を皮切りに船中でポツリポツリながら釣れ出した。最初の1匹を釣り上げたのは釣り雑誌等で活躍されているマシーン山崎さん。この船宿の常連で良く利用しているとの事。この日は仲間6人で乗船していた。その仲間の一人、藤崎憲弘さん(新宿区)もほぼ同じタイミングでホウボウを釣り上げた。船長は反応があってもアタリが少なくなるとすかさず移動し、その移動が的中、始めは少なかったアタリが徐々に増え始めた。

開始早々“本命”、藤崎さん
満船状態の船内
仕掛け図

アタリ増え、船内活気づく

午前7時30分頃からアタリが増え出し、竿がしなり出す。移動後の一流し目で左舷の胴の間(中央)、会社の釣り仲間3人で来ていた吉田章さん(世田谷区)、宇野雄一さん(埼玉県川口市)も“本命”を上げる。宇野さんは指南役、タイラバで釣った後、ジグに変更し「底を2、3回叩いて2、3m巻き上げてステイで来るよ」と言いながら3連続でホウボウを釣り上げた。その並びでは釣果を聞きつけ前日から乗り込んでいた河原塚琢磨さん(埼玉県秩父市)も続く。更に左舷ミヨシ(船首)でも花森昌文さん(東京都調布市)、佐藤貴志さん(埼玉県さいたま市)にもヒット。船中次々にホウボウが上がった。釣れているジグを見ると底潮が濁っているのか、ヒットカラーはゴールドベースに赤、オレンジ、ケイムラの暖色系の配色が良くアタっていた。徐々に底潮が速くなりオマツリが多発して来たが、皆さん慣れていて声を掛け合いやり繰りしていた。徐々にアタリが遠くなりサバが交じり出した為、サイズアップも狙い小移動となった。

まずは1匹、吉田さん
さすが指南役、宇野さん
河原塚さん
花森さん
ナイスサイズ、佐藤さん
海面でも胸ビレが目立ちます

釣果に続いてサイズもアップ!

移動後、狙い通りサイズが上がって来た。「“青物”の反応が上に出てるから、底中心に狙ってね」と船長からのアナウンス。吉田さん、河原塚さんも見事にサイズアップ成功。左舷ミヨシでスロージギング初挑戦の村崎剛さん(板橋区)も普段ジギングをやっていると言うだけあって見事なロッドワーク。数、型とも順調に伸ばしていた。左舷トモ、二田恭至さん(埼玉県朝霞市)、右舷トモ、小原慎司さんも良型を上げる。右舷胴の間では高城伸吾さん(埼玉県川越市)が数を伸ばし、大和田裕司さん(栃木県野木町)も納得のサイズを上げる。右舷ミヨシでは、今回が初めての船釣りという諏訪友希子さん(千葉県成田市)も、松崎大輔さん(千葉県成田市)に指南を受けながらホウボウを釣り上げ、最後まで釣りを楽しんでいた。私も皆さんの話を参考にジグは赤系をチョイス。底でジグをアピールしてから少しシャクリ上げ、ステイさせ食わせの間を少し取る様に誘うと、短時間ながら最大45cmオーバーの良型を釣り上げることが出来た。徐々に風が出てきたが、終始良い天気の中、沖上がりの午後1時30分を迎えた。

サイズアップにニッコリ、吉田さん
こちらもサイズアップ。河原塚さん
良型ゲット、村崎さん
こちらも良型、二田さん
負けじと良型、小原さん
納得サイズ、大和田さん
二人でニッコリ。松崎さん、諏訪さん
両手持ち、高城さん
ソルトルアー用ベイトリールが主流

トップは何と70匹オーバー!!

出だしは躓いたが、終わってみれば好調な一日となった。多彩な“ゲスト”はサバ、ワカシ、アジ、マトウダイ、トラフグ、ハナダイ等。これもスロージギングの特徴だ。竿頭は山崎さんの70匹オーバー。「やや小ぶりが多かったけど数は出たね」と余裕の一言。「今日は小ぶりだったけど、まだまだ大きいのはいるよ。3月一杯は楽しめます」と船長。シーズン終盤ながら好釣果が続いているホウボウ船、スロージギング入門にも最適だ。

見た目はとてもユニーク
カラーは多めに状況に合わせて
桶はホウボウだらけ
優しく頼りになります。須之内哲也船長
帰港後の軽食サービス
うどん美味しかった~

(釣りビジョンAPC・森住貴義)

今回利用した釣船
茨城県波崎港『釣楽園 征海丸』
〒314-0408 茨城県神栖市波崎9532
TEL:090-3100-6991
定休日:毎月第3月曜日(祝日の場合は振り替え)
詳細情報(釣りビジョン)
釣楽園 征海丸ホームページ
出船データ
ホウボウ乗合(事前予約制)
料金:1万1,000円(氷付き)、女性・子供料金は要電話確認
レンタルタックル有、駐車場無料
集合:午前5時 揃い次第出船
※沖上がりは状況により変動(午後1~2時頃)
※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。