長七丸・千葉県江見港

2018.3.15号

千葉・江見沖で好調持続!!今シーズンのヤリイカは凄い!!

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今年は、間違いなくヤリイカの“当たり年”だ!関東近海ではどこも連日ヤリイカ“爆釣”の報。釣果に比例するかのように人気もヒートアップして、ヤリイカ大船団が形成されている。好釣り場として名高い千葉県・行川沖も連日絶好調だ。千葉県・江見港『長七丸』に出掛けた。

「連日好釣果が続いているねー」と船長もご満悦

この階段を登ると船宿がある

3月に入ってもヤリイカが絶好調だ。オモリ着底と同時にズシン、ズシンと入れ掛かりなんて日も多い。ヤリイカ初心者にも確かな釣果が期待出来るので、この機会にヤリイカのアタリの出方を覚えておくといい。それ位今シーズンは好調なのだ。『長七丸』の繁田浩行船長も「連日好釣果が続いているねー」とご満悦。期待大だ。

ホワイトボードに記名して釣り座を確保
この歩道橋を左に入ると港
駐車場で軽トラックに荷物を乗せる。船までは徒歩3分

アクセスを事前に要確認!

港の南側が駐車場。船は北側の防波堤に係留

『長七丸』は、南房総・江見港にある。鴨川から国道128号線を江見方面に10分程南下。港は若干わかりにくく、国道沿いを進んでJR江見駅近く右側に見えるガソリンスタンドが目印。その先50m位にある歩道橋を左に入ると港だ。船宿はさらに分かりにくく、港に車を停めてから100m程鴨川方面に戻ると左(山側)に小さな階段と『長七丸』の看板がある。階段を登り、ホワイトボードで釣り座を確保する。あとは駐車場で荷物を運んでくれる軽トラックの到着を待てばよい。

「第三長七丸」
ガソリンスタンドの目の前が港
沖で迎える日の出が清々しい

アジ、サバとヤリイカとどちらも可能

仕掛け図

この日の『長七丸』は、好調ぶりを裏付けるかのように満員の12人。まだ辺りは真っ暗な午前5時過ぎ、定刻よりも早い河岸払いとなった。目指すポイントは航程45分程の行川沖。同じポイントでアジやサバがいるので、朝の内はこれらを“お土産”に狙う事も出来る。特にこの辺りの大サバは脂の乗りも抜群で非常に美味。ヤリイカもアジ、サバもオモリは150号。イカの仕掛けをフラッシャーサビキと交換するだけで対応可能だ。イカはスルメイカも交じりはするがメインはヤリイカなのでイカヅノは11cmを使う。

船で買える仕掛け。イカヅノとフラッシャーサビキ
投入器も完備
行川沖はイカ釣り大船団

底にヤリイカ、ちょっと浮いてアジ、サバ

朝一の挨拶代わりにアジの多点掛け

最初のポイントは水深180m程。底近辺にヤリイカの群れ。海底から10~20mにはアジ、サバの魚探反応がくっきりと映っていた。この日は左右でくっきりと趣向が分かれた。右舷の6人は最初からヤリイカ狙い。一方左舷の6人グループは最初はアジ、サバ狙い。最初の流しはアジが優勢。投入と同時に良型のアジが竿先をガンガン叩く。指示ダナ下からフラッシャーサビキを誘い上げていると最初のアジが食いつく。あとは置いておけば暴れるアジがいい誘いになって次々にアジが掛かる。いきなり5点掛け等でアッという間に桶がアジで埋まる。一方の右舷はアタリこそあったものの型を見ることなく数分で移動となった。

良型アジの一荷です
丸々として美味しそうなアジ
サバは数少ない。特大サイズが欲しかった…

2流し目はヤリイカが盛り返すもウネリが邪魔

“パラソル”サイズのヤリイカでスタート

次の流しはヤリイカが優勢に。着底と同時に竿先にイカの重み。ゆっくりと手巻きでタナ幅を上げながら追い乗りを待つ。5m程上げてここで電動リールのスイッチをON!ズシリと感じるヤリイカの重み。しかし、前日までのシケの影響で朝の内は高いウネリ。中々うまくイカが上がってこない。180mの“道中”でウネリが邪魔してイカが外れてしまうのだ。最初にうまく上げられたのは右舷大ドモ(船尾)の奥崎富雄さん。小型のメスイカ。味は絶品なのだがサイズが小さいので「写真はゴメン」との事。

スルメイカも少ないながら交じります
奥崎さん。小型で写真NGから巻き返しの“パラソル”サイズ
朝一のバラシ地獄からの貴重な1杯

ヤリイカはゆっくりとした誘いが肝

スルメイカの次はヤリイカをゲット!

残念ながら噂の大サバはあまり出なかった。そして、アジも船長の話通りに日が昇るにつれて釣れなくなって来た。一方のヤリイカは徐々に元気を増した。皆さんウネリのかわし方も上手くなって来て、順調に数を伸ばす。しかしこの日は単発がほとんどで、なかなか多点掛けで上がって来ない。着底後すぐに1杯は掛かるのだが追い乗りしてこない。活性はあまり良くないようだ。船長に釣り方を聞くと、ヤリイカは着底後にゆっくりと誘いを入れる。ポイントは「ゆっくり」。スルメイカと違い、急な動きは好まないと言う。そしてイカがツノを抱く“間”をしっかりと作る事。竿先をゆっくりと上げて上で暫く止めてみる。タナの範囲を探ってみて乗らなければ今度はゆっくり落とす。イカは落ちてくるものに俊敏に抱き付くことが多いそうだ。

これだけ大きいと食べ応え十分です
ダブルで上がりました
中盤になってやっとダブルで釣れ出しました

中盤は6点掛けのフィーバータイム!

魚群探知機にはイカの反応が

徐々にヤリイカの活性が上がって来た。単発だった乗りが徐々に2杯、3杯と上がるようになった。ここで右舷胴の間(中央)の秋山武彦さんにひときわ重量感のある竿のしなり。なんと大・小、オス、メス入り乱れての6点掛け。このまま50杯越えの勢いか?と思われたが、ここをピークに徐々にペースダウン。左舷の6人はこのタイミングで仕掛けをフラッシャーサビキからイカヅノに交換。潮のいたずらか?澄み過ぎていた潮が緩むと同時にイカの乗りも急降下してしまった。

釣りたてヤリイカの見事な発色
“何者”かがイカを食いちぎっていきました。気になる正体
釣り人ならではの船上干し

GW頃まで楽しめる!

見るからに美味しそうなヤリイカ

中盤までの勢いはどこ吹く風で、後半は流しの最初で顔を見れるかどうかと言う感じになって終了。連日続いていた50杯近い釣果から見ると物足りない感じとなったが、それでも奥崎さんは30杯近くを上げてトップ。最初からイカを狙っていた右舷のメンバーの多くは20杯以上を上げていたのだから十分楽しめた。左舷のメンバーは結果的にヤリイカへのスイッチのタイミングを見誤ってしまった形になったが、アジは十分に“お土産”になりこちらも楽しめた。
この釣果で物足りなさを感じる程今シーズンのヤリイカは好調だ。GW頃の産卵期までヤリイカは釣れ続く。日並みが穏やかになる今後が大いに楽しみだ。

沖漬けを作る方もいました
気さくな繁田浩行船長
最後に会計をして終了

(釣りビジョンAPC・丸岡直樹)

今回利用した釣船
千葉県江見港『長七丸』
〒299-2842 鴨川市江見青木27-3
TEL:04-7096-0474
定休日:第3土曜日
詳細情報(釣りビジョン)
長七丸ホームページ
出船データ
ヤリイカ乗合
乗船料金:10,000円(氷付き)
集合:午前4時45分 出船:午前5時15分(季節によって変動あり)
沖上がり:午前11時
定休日:第三土曜日・1月1日~4日
貸し道具あり/宿泊施設無料
※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。