徐々にヤリイカの活性が上がって来た。単発だった乗りが徐々に2杯、3杯と上がるようになった。ここで右舷胴の間(中央)の秋山武彦さんにひときわ重量感のある竿のしなり。なんと大・小、オス、メス入り乱れての6点掛け。このまま50杯越えの勢いか?と思われたが、ここをピークに徐々にペースダウン。左舷の6人はこのタイミングで仕掛けをフラッシャーサビキからイカヅノに交換。潮のいたずらか?澄み過ぎていた潮が緩むと同時にイカの乗りも急降下してしまった。GW頃まで楽しめる!中盤までの勢いはどこ吹く風で、後半は流しの最初で顔を見れるかどうかと言う感じになって終了。連日続いていた50杯近い釣果から見ると物足りない感じとなったが、それでも奥崎さんは30杯近くを上げてトップ。最初からイカを狙っていた右舷のメンバーの多くは20杯以上を上げていたのだから十分楽しめた。左舷のメンバーは結果的にヤリイカへのスイッチのタイミングを見誤ってしまった形になったが、アジは十分に“お土産”になりこちらも楽しめた。この釣果で物足りなさを感じる程今シーズンのヤリイカは好調だ。GW頃の産卵期までヤリイカは釣れ続く。日並みが穏やかになる今後が大いに楽しみだ。