金寅丸・神奈川県金田港

2018.7.15号

神奈川県・金田沖のヒラメ、マゴチがライトタックルで好調!!

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真夏の太陽の下で狙う「照りゴチ(マゴチ)」。海水温の上昇で活発に餌を追い、数釣りが期待できる「夏ビラメ」。夏に人気の2大フィッシュイーター、どちらを狙うか迷ってしまう。しかし、神奈川県・三浦半島の金田沖では、両方を一緒に狙う事が出来ると聞いた。「それなら迷わずに済む」とばかりに金田港『金寅丸』へと向かった。

三浦海岸の海岸線沿いを進む

金田湾から見る日の出

金田港があるのは三浦半島の南端。横浜横須賀道路・佐原ICを降りてから城ヶ島を目指す。国道134号線で津久井浜、三浦海岸と海岸線沿いを進み、ハンバーガーショップが目印の「三浦海岸」の交差点を左折、海岸線を進み5分もすると港に到着する。「朝市」の看板が目立つ信号を左に入ると港。漁協の裏が船着き場になっているので、一番奥まで進むと迷わない。早朝なら佐原ICを降りてから20分程で着く。

「朝市」の看板のある信号を左折
みうら漁協金田湾朝市
港で船が来るのを待つ

仕立船で和気あいあいのフィッシング

『金寅丸』

『金寅丸』は基本的に仕立船専門。仲間内で船を借り切って、事前に好きな釣り物を船長に希望すればいい。乗合船のように他の釣り人に気を遣うことなく、仲間と和気あいあいと釣りができるのが利点。但し、乗合船のように毎日同じ釣り物ではないために仕掛けの在庫が十分にあるわけではない。必要な場合は船長に事前に相談した方がいい。この日の釣り物はヒラメ、マゴチ。仕掛けは事前に頼んでおけば船長自ら特製仕掛けを自作しておいてくれる。

港の奥には風光明媚な景色が広がる
出船前の仲間内の談笑は仕立船ならでは
金田沖のポイントまではすぐ

ハリスは4、5号、孫バリは不要

仕掛け図

出船は午前5時30分なので5時には船に直接集合。この日は飲み仲間と仕事仲間の混成グループ計6人での出船。定刻よりも若干早く、菱沼祐三船長操船で河岸払いとなった。目指すポイントは港から10分程の金田沖。前日まで吹いていた強い南風も収まり海はベタナギ。完全に夏の海だ。
『金寅丸』がヒラメ、マゴチ用に用意する餌はカタクチイワシ。マイワシに比べて小さいので孫バリは不要。イワシの口もしくは鼻に丸セイゴバリをつけるだけ。水深は10~20mと浅場が中心のためにオモリも30~40号とLT(ライトタックル)での釣りが可能だ。ハリスも細めの4、5号を使用する。竿は胴調子の軟らかめが食い込みもよくて船長のお勧め。

餌のカタクチイワシ
餌を入れておく桶と掬う網が釣り座にセット
私は軟らかめのライトタックルで臨んだ

朝一から同時ヒット

開始5分で見た“本命”の顔

午前5時半に第1投。開始早々にほぼ2人同時にアタリが来た。まずは左舷トモ(船尾)の米山弘信さんにヒラメ。そして対角線の右舷ミヨシ(船首)でもヒラメが取り込まれた。どちらもサイズは小型だが、嬉しい“本命”。「ヒラメ40」などとも言われ、前アタリから食い込みまでのドキドキ感がヒラメ釣りの醍醐味だ。しかし、カタクチイワシを使用しているので餌が小さい分だけ食い込みが早いようで、どちらも前アタリからアッという間のフッキングとなった。

ちょっと小ぶりながらもうれしい朝イチの“本命”
歯が鋭いヒラメには魚バサミとプライヤーは必須
国井さんは“本命”ヒラメをゲット

中盤は良型マゴチフィーバー

その後もポツリポツリとアタリはあるもののソゲサイズ(1kg未満)が中心。そんな中でまたも米山さんにアタリ。今度は竿を弓なりにしならせて叩く様が明らかに小型のヒラメとは違う。ゴンゴンと竿先を叩くほど暴れながら海面に現れたのは50cmオーバーの良型マゴチ。ヒラメとマゴチという一挙両得の2大“本命”が顔を出す。ここからは船中マゴチフィーバー。しかも小型中心だったヒラメの鬱憤を晴らすかのようにどれも良型。米山さんは2匹目を追釣しサイズアップに成功。

50cmオーバー連発!最大は60cm近い

米山さんは良型マゴチを3匹も

米山さんと反対側の右舷トモで竿を出す国井英樹さん。この日が初のヒラメ&マゴチ釣りだそうで、最初は底立ちを取った後のタナ合わせに迷いながら試行錯誤。ここで国井さんにも待望のアタリ。しかも竿の曲がりがかなりの良型を予感させる。上がってきたのはなんと60cm近いジャンボマゴチ。最初の獲物がこのサイズではフィッシュイーターにはまることは必至ですね。

独特の体形のマゴチ
この口でイワシを丸のみに
60cm近いジャンボマゴチ

良型マゴチ連発!

こちらもジャンボマゴチです

最初の1匹を無事に仕留めた国井さん。タナ取りに迷いがなくなり、ここから怒涛のマゴチ連発。50cmオーバーを2連発。そしてソゲサイズではあるもののもう一つの“本命”ヒラメもゲット。完全にこの釣りの間合いをモノにしたようだ。終わってみればマゴチ3匹、ヒラメも3匹とクーラーボックスの中は大賑わいだった。

米山さん2匹目のジャンボマゴチ
なかなかサイズのヒラメも顔を出した
とにかくアベレージサイズがでかいマゴチ

万全の暑さ対策でいい思いをしよう!

マゴチとヒラメで賑やかなクーラーボックス

中盤に潮が弛み、食いが落ちてしまったので、その後は数があまり伸びずに終了となったが、潮が動いているときのアタリの多さと、そして何よりマゴチの平均サイズの大きさは特筆もの。魚群探知機にはビッシリとイワシの群れの反応が出ており、その下にはそれを狙うヒラメ、マゴチがかなりの数いることを伺わせた。ヒラメとマゴチの競演。魚の食い気が盛んなこの時期なら、初心者でも高い確率で“本命”を手に出来る。是非良い思いをしてほしい。最後に、この時期の注意として、日焼け止めと充分な水分はくれぐれもお忘れなく。

曲げないとクーラーボックスに入りません
豪華なお土産、サザエ
菱沼祐三船長、お世話になりました!

(釣りビジョンAPC・丸岡直樹)

今回利用した釣船
神奈川県金田港『金寅丸』
〒238-0103神奈川県三浦市南下浦町金田2277 金田漁協
TEL:090-8771-3069
定休日:なし
詳細情報(釣りビジョン)
金寅丸ホームページ
出船データ
仕立船
料金:仕立船基本料金
   5名4万円(1名増8,000円) 氷含む。餌は別料金
   仕立船基本料金(コマセ付きプラン)
   5名5万円(1名増1万円) 氷、餌、コマセ付き
出船:午前5時集合 5時30分出船 12時30分沖上がり
   (季節や釣り物で変動)
※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。