釣りビジョン

静岡県・沼津久料のマダイ、大型交じりで絶好調!

2018年10月15日公開

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駿河湾・沼津久料沖のマダイが9月中旬以降絶好調だ。数だけでなく、型も半端ない。釣って嬉しい2kg級はアベレージサイズ、“大ダイ”と呼ばれる4kg以上が普通に釣れ、7、8kg級のモンスター級も何匹も上がっていて、条件のいい日には船中30匹前後の釣果も上がっている。そんな沼津久料の『魚磯丸』に10月6日乗船。期待通りの怒涛のマダイ・ラッシュを目の当たりにした。

マダイラッシュに湧く沼津久料

「秋のマダイ釣りで、乗っ込み期のような大きなマダイが、こんなに長く好調に釣れ続けることは滅多にありません」とは沼津久料『魚磯丸』の久保田清船長。秋に“大ダイ”が釣れることは珍しいことではないが、取材に出掛けた10月6日の時点で、「多少のムラはあるものの、もう2週間に渡って、毎日のように釣れ続いている」と船長。これは千載一遇のチャンス!!
沼津久料へは、東名高速・沼津ICから一般道で約40分。乗船した午前マダイ船は、この時期5時30分集合。現地到着は4時45分頃。『魚磯丸』の店舗前で荷物を降ろし、待機している軽トラックに積み込んだ。車は裏手の駐車場に移動。店舗に戻って受け付けを済ませ、竿だけ持って道路を渡り、徒歩1分の船着き場へ。乗船する大型船「第五魚磯丸」は既に明かりが灯され、釣り客を待っていた。

“大ダイ”仕様のハリス6m、1本バリ仕掛けで挑戦
暫くすると、荷物が軽トラックで運ばれてきた。大した距離ではないが有り難かった。この日は左舷側に6人と右舷側に会社の同僚5人のグループが乗船。初心者からベテランまでの様々な釣り人が“大ダイ”を夢見て集まった。釣り方はいわゆる片テンのコマセ釣りだが、この日の仕掛けは“長ハリス”ではなく、ハリス5~6号、6m、1本バリで統一。船長は「10mの仕掛けだとオマツリばかりで、せっかく掛けた“大ダイ”をバラしてしまうし、オマツリ解きでチャンスタイムを逃してしまう。ハリス5~6号、6mで問題なく食って来ます」と言う。“大ダイ”仕様の仕掛けだ。出船は6時、釣り場は港前の航程5分の超近場。しかし、釣り開始は6時30分と決まっているとのこと。しばしウェイティングタイム。
「それでは始めます。タナは上から61m。タナからハリス分(6m)下ろして、コマセを撒きながらタナまで巻き上げてきてください」でスタート。すると、25~30cmのカイワリがあちらこちらで顔を見せた。

マダイ!ワラサ!いよいよ本領発揮!

カイワリはとても美味しい高級魚。是非1匹は土産に釣って帰りたい魚だが、この日の狙いはあくまで“大ダイ”だ。船長が魚探を見ながら「いい反応が出ているよ」とアナウンスした直後だった。
右舷側の同僚5人グループの大ドモ(船尾)で竿を出していた釣り人にマダイが来た。しかも2kg前後のいい型だ。「デカい!デカい!初めてだよ、こんなデカいの!」と、とても嬉しそう。船長が探見丸を見て「船の下に89cmがうろうろしてるよ」と言ったその時、左舷胴の間(船中央)のベテランの竿が絞り込まれた!さすがに89cmが掛かったわけではなかったが、1kgオーバーの良型が釣れた。さらに、左舷ミヨシ(船首)では4kg前後のワラサが釣れ、絶好調の沼津久料のマダイ釣り、いよいよ本領発揮の時が来た!

 

出た!この日最大の4.8kgの“大ダイ”!

左舷ミヨシ(船首)でワラサが釣れた直後、先程のベテランがサイズアップして1.5kg前後のマダイをゲット!さらにその右隣のミヨシから2番目の人に強烈なアタリ。竿が大きく曲がり、巻いても巻いてもラインが引きずり出されて上がって来ない。周りの釣り人も自分の道具を上げ、固唾を呑んで見守った。
数分が経過、やっと海面に浮かび上がった赤い魚体は紛れもない“大ダイ”!ハリスを手繰る。無事、上乗りの松﨑さんが差し出すタモに巨体が納まると、「おーっ!」という歓声が上がった。船上計量で4.8kg。この日最大のマダイだった。右舷側でも1kg級が上がり、まさに怒濤のマダイ・ラッシュとなった。

また出た!4.1kg!“大ダイ”絶好調!

その後は潮がたるんでしまい、反応はあるものの口を使ってくれない状況が続いた。しかし、今シーズンの久料のマダイはこれでは終わらない。「タナは上から25m」と、船長は船を浅場に移動させてアナウンス。ここで先程ワラサを釣った左舷ミヨシの釣り人にいいアタリが来た。釣った本人もその横に走る強い引きから「マダイじゃないんじゃないの!?」と言いながら巻き上げていたが、ハリスを手繰り始めると赤い、しかもデカい!ドカンッ!と浮き上がったのは、4.1kgの“大ダイ”だった。「“大ダイ”は浅場だと横に走るんですよ」と船長も笑顔だ。帰り際にも右舷大ドモから2人目の釣り人が2kg前後のマダイを釣り上げ、11時に沖上がりとなった。

今がチャンス!早めの釣行を!

結果、マダイは1~4.8kgが船中10匹。ワラサ、カイワリ、イサキ、オオモンハタ、ウスバハギ、アカヤガラなどが交じった。船長は「こんなに大ダイが釣れ続けることは滅多にありません。なのでいつまで続くか予想もつきません」と言うが、今がチャンスであることは間違いない。釣行は是非お早めに!

今回利用した釣り船

静岡県沼津久料『魚磯丸』
〒410-0243 静岡県沼津市西浦久料124
TEL:055-942-3230
定休日:12/31、1/1、4/8 釣果・施設情報 魚磯丸 ホームページ

出船データ

マダイ乗合
料金:午前船・午後船 9,500円(税込)※コマセ1つ・氷付き、通し船 18,000円(税込)
※レンタルあり(詳細は問い合わせ)
     
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この記事を書いたライター

岩見 忠弘
釣りビジョンAPC
0mの海面から水深1,000mの超深海までのレンジで、数cmのハゼやキスから、イカ・タコの軟体動物、数十kgのキハダやベニアコウまでの様々な魚を狙うフィッシング・ライター。
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