初栄丸・千葉県大原港

2018.12.1号

平成最後の“竿納め”は、千葉県・外房の寒ビラメに決まり!

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各地で積雪のニュースが聞かれるようになり、ヒラメ釣りの本番がやって来た。全般に天候不順な平成30年だったが、11月24日に千葉県・大原港『初栄丸』に出掛けた。

寒い北風、これぞヒラメ釣り!

集合時間は午前4時30分、待合所は『大原漁業協同組合』と道路を挟んだ右側に看板が出ている。釣り座を決め、受け付けを済ませ漁協前の係留場所に向かった。この日は15人が乗船、定刻に出船したが、大きなウネリが押し寄せていた。

「初栄丸」後姿 漁協前係留
船宿 駐車スペースは道路向かい側
釣り座表 先着順記名との事

周りは真暗、イワシは海中へ!

本日指南役 勝見雅一船長

航程約50分でポイントに到着。餌の生きイワシが配られた。サイズは13、14cmだ。午前5時30分、太東沖の水深12m前後でスタート。“即アタリ”を期待したが船中沈黙。
先ずはタックルを紹介。『初栄丸』はNT(ノーマルタックル)とLT(ライトタックル)を使うことが出来る。NTはオモリ80号、LTは40号を使う(仕掛け図参照)。LTの場合、リーダーと三又サルカンを直結にする事。大型船なのでリーダーの長さは竿の長さプラス2mは欲しい。短いと取り込み時、船体にPE(道糸)が触れる不安がある。

船宿常備仕掛け
生簀のイワシ
仕掛け図

誰かにアタリが出たら、チャンス!!

アタリが無いなと不安になり、常連客に話を聞きに行くと、「最近早朝はダメ、陽が昇ってから勝負」と平然と構えていた。ベイト(小魚)の反応が小さい中で、午前6時過ぎにようやくアベレージサイズ(1kg級)の船中第1号が釣れた。連発しないので船長は船を僅かに移動させ流し直し。するとこれが当たった!
明るくなって来た6時過ぎからアタリが出だし、水深が12~13mから10mに上がるポイントで、ラインが手前に寄ってくる左舷でアベレージサイズのヒラメが20分間に4連発、少し遅れて右舷で2連発。御機嫌な流しだ。流し替えをしても、ポイントに入るとアタリが連発する。全員の集中力がアップした。

船中第1号 暗闇から出ました
ナイスサイズです
まずは1匹
こんな感じです
まあまあサイズかな

オモリを各号用意したほうが良いのでは…

『初栄丸』では、流しの度に公平になる様、右舷と左舷を入れ替える。すなわち、ラインが「1.手前に寄ってくる」時と「2.沖に出て行く」時がある。どちらが有利かは判らないが、LTでは1の場合、2m以下のショートロッドでは船体にラインが触る事があるので注意。当日私はLTを使い、1の時はオモリ60号、2の時は40号の付け替えを行い、両流しでヒラメをゲット出来た。
釣り方は『初栄丸 キャプテンズレポート2016年12月22日号』が参考になるので、是非ご覧頂きたい。

これが来ると寒さなんて忘れますよ
左舷だって負けずに釣ってます

今後に期待が膨らむ!!

ベイトイワシの反応が小さい中、居付きアベレージサイズが中心になったが、沈黙とアタリ連発を繰り返し、11時30分に終了となった。船中40匹、竿頭5匹、残念ながら0が1人出たが手堅い釣果、“ゲスト”はイナダ、サゴシ(小型のサワラ)、メバル等。

ゲスト1 イナダ
ゲスト2 メバル
探見丸スマート対応。これが有ると退屈しません

船長に訊く

「早朝はダメでしたね。水温は16.2~17℃台、昨年の同日より1℃高い。風のせいか、少し濁りも入ってました。誰かが掛けた時がチャンスです。直ぐに餌を付け替える方がいますが、そのまま待った方が得策です。まだまだこれからです」と嬉しい見通しとアドバイス。ベイトの大量接岸は明日かも知れない。

(釣りビジョンAPC・野口壮一)

今回利用した釣船
千葉県大原港『初栄丸』
〒298-0004 千葉県いすみ市大原10396-1
TEL:0470-62-2807
定休日:第1・3月曜日
詳細情報(釣りビジョン)
初栄丸ホームページ
出船データ
ヒラメ乗合
乗船料金:1万2,000円(餌・氷付き)
集合 4:30 沖上がり 11:30(季節によって変動あり)
定休日:第1・第3月曜日
貸道具あり(無料)/宿泊施設無料/女性・子供割引きあり
※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。