オフショアマガジン

2020年7月15日号

千葉県・飯岡沖の“夏ビラメ”、高活性で「大判」が大乱舞!

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6月1日に“解禁”を迎えた千葉県・飯岡沖のヒラメ。他のエリアに先立つ解禁直後は、「大判」と言われる大型ヒラメが釣れる確率が高い。千葉県飯岡港『梅花丸』では、解禁早々から連日のように「大判」が釣り上げられている。出掛けた6月30日にも3kg級が3匹、数もトップ14匹という“爆釣”に沸いた。

夏はヒラメの数釣りに最適なシーズン

厳寒期の肉厚“寒ビラメ”が旬として有名だが、“夏ビラメ”はどうなのか?夏は多くの港で禁漁期にあたり、ヒラメ釣りを楽しめるエリアは限定される。飯岡沖は、最も早く解禁を迎えるエリアの一つ。夏の最大の特徴は高海水温による活性の高さ。「ヒラメ40」とも言われ、フィッシュイーターとしては意外なほど時間をかけて餌を食い込ませるが、“夏ビラメ”に限れば「即バイト」。難しいヒラメを数釣り出来る可能性が最も高いシーズンだ。

大きな『梅花丸』看板が船宿の目印
大きな『梅花丸』看板が船宿の目印
釣り座は玄関外のホワイトボードで確保
釣り座は玄関外のホワイトボードで確保
コロナ対策で1人ずつ入室して受け付け
コロナ対策で1人ずつ入室して受け付け

シーズン前半は「大判」交じりでサイズが良い

マダイ釣りで名を馳せる『梅花丸』でも、この時期はヒラメと両看板を掲げる。解禁日からヒラメ乗合船を開始、連日4kg、5kgの「大判」ヒラメを上げている。梅花繁船長に伺うと「今年も例年通り「大判」が連日顔を見せてますね。平均的にサイズが良くて、ソゲクラス(1kg以下)はほとんど交じらないですね」との事。

「釣りの街 飯岡へようこそ」の看板横の坂を下りると港
「釣りの街 飯岡へようこそ」の看板横の坂を下りると港
船の前の広い駐車場に車を停める
船の前の広い駐車場に車を停める
『梅花丸』乗船場の目立つ看板
『梅花丸』乗船場の目立つ看板
船の前で氷などを受け取っていよいよ乗船
船の前で氷などを受け取っていよいよ乗船

最近は、利根川河口沖で実績!

連日「大判」が上がっていたので混雑を予想していたが、雨予報もあってか?乗船者は6人と意外にもスペース十分での釣行となった。この日のポイントは連日「大判」フィーバーに沸く利根川河口沖。予報に反し、雨こそ降っていないが風は多少ある。6人全員を片舷に集めての“横流し”の釣りとなった。『梅花丸』では、風などの状況を見て“横流し”とエンジン流しを臨機応変に対応している。

ポイントまでの途中に犬吠埼。地球が丸く見える?
ポイントまでの途中に犬吠埼。地球が丸く見える?
屏風ヶ浦前の風車周りも好ポイント
屏風ヶ浦前の風車周りも好ポイント
予報に反して太陽が出た
予報に反して太陽が出た

“横流し”では、潮上側がチャンス!!

“横流し”の最大のメリットは、船の全長幅で風に流された分だけ広いエリアを探れる。潮上となった片舷は釣り座に関係なく平等にチャンスが訪れる。潮上は糸が船の下に入る側の舷で、先にポイントに入るのでチャンス大。注意は、糸をあまり出してしまうと反対側の釣り人の仕掛けにオマツリしてしまう。糸が払い出していく側は潮下で若干不利。しかし、糸をいくら出しても反対舷とマツらないので糸を積極的に出して、より広いポイントを探れば好釣果に繋がる。また、流し毎に潮上・潮下を船長が換えてくれるので大丈夫。ちなみに釣行日は片舷にしか人がいないので全流しがチャンスとなった。

LTタックルも可能
LTタックルも可能
餌の活イワシを泳がせます
餌の活イワシを泳がせます
親バリを鼻に、孫バリは腹ビレのところに腹掛け
親バリを鼻に、孫バリは腹ビレのところに腹掛け
キラキラ系の装飾が好釣果に繋がることも
キラキラ系の装飾が好釣果に繋がることも
仕掛け図
仕掛け図

開始早々の3連発!!最初は3kg丁度の「大判」!

航程40分程でポイントに到着。水深は30m前後。横流しのデメリットは仕掛けが流されて糸が出るので釣り難い事。どちらかと言えば払い出していく潮下が釣りやすいので船長は全員潮下になるように船を流す。徐々に糸が前に出ていくと、ここで後ろから2番目の中田さんの長竿が弓なりにしなった。ドラグが出ていくので良型の期待。同時に隣の竿、そして船首の伊藤さん。立て続けに3連続ヒット。慎重なやり取りで上がった中田さんの“本命”は3kgジャストといきなり「大判」だ。

この日は片舷に集まって横流しで釣りました
この日は片舷に集まって横流しで釣りました
いきなり顔を出したのは3kgの「大判」
いきなり顔を出したのは3kgの「大判」
続いて2匹目も3kg近い良型サイズ
続いて2匹目も3kg近い良型サイズ
この大きな口でイワシを飲み込みます
この大きな口でイワシを飲み込みます

前半はコンスタントにアタリ

朝一の“モーニングサービス”か、前半はコンスタントにアタリが続いた。しかも前評判通り、時折2㎏級も顔を出して、平均的にサイズが良く、ソゲクラスはほとんど交じらない。置き竿にして竿を出していた私も朝一に3匹をゲットした。

コンスタントに掛けます
コンスタントに掛けます
桶に入りきらないサイズです
桶に入りきらないサイズです
最初の一噛みで逃げてしまいました
最初の一噛みで逃げてしまいました

中盤は数釣りモード突入

アタリが遠くなった中盤、船長はポイントを小移動。潮も上げに変わってアタリも戻って来た。このポイントは完全に数釣りモード。仕掛けを落として数十cmオモリを浮かすと程なくイワシが暴れる前アタリ。そしてガツガツッと竿先が叩かれる。これを我慢して、竿先がしっかりと引き込まれたら聞き合わせる感覚で竿をゆっくり大きく煽ると見事にフッキングしていた。

待望の“本命”です。前回は「大判」ゲットしたそう
待望の“本命”です。前回は「大判」ゲットしたそう
14匹で竿頭!
14匹で竿頭!
桶がヒラメで埋まっていく
桶がヒラメで埋まっていく

夏の開幕戦!ヒラメ釣り

山田さんの待望の“本命”は3kg丁度の「大判」

あちらこちらで数が上がる中、船尾の山田さんは苦しんでした。焦る気持ちが負の連鎖を生みバラシ連発。しかし、ここで千載一遇のチャンス到来。竿先が大きく引き込まれた。逸る気持ちを押さえてしっかり待ってフッキング。上がって来た“本命”は待ったかいあり!3kg丁度の「大判」だった。そして続けざまに隣の中田さんにまたも強い引き込み。何とこの日2度目の3kg丁度。計3匹が3kgで並んでトップ!!

待ちに待った“本命”は3kgの「大判」
待ちに待った“本命”は3kgの「大判」
私も“本命”ゲット
私も“本命”ゲット
十分すぎるお土産でクーラー満タン
十分すぎるお土産でクーラー満タン

トップは圧巻の14匹!!

ラスト1時間はサイズ・数共にヒートアップしてのラストスパート。なぜか中盤までは置き竿にしていた私の竿にヒラメ連発。隣で「置き竿の方がいいんじゃない?」なんて言っていた山田さん。短めの竿に変えて掛け重視の戦略に変えてからは圧巻の連発で最終的に14匹。この日は3kgが3匹。そして“ツ抜け”(2桁)が2人とヒラメフィーバーに沸いた。飯岡沖の“夏ビラメ”フィーバー、早めの釣行をお勧めしたい。

ヒラメは勿論、マダイ、ヤリイカ、アカムツにも精通した梅花繁船長
ヒラメは勿論、マダイ、ヤリイカ、アカムツにも精通した梅花繁船長
マダイ船の舵も握る梅花政輝船長がこの日は上乗りとしてサポート
マダイ船の舵も握る梅花政輝船長がこの日は上乗りとしてサポート
大型船の「第11梅花丸」
大型船の「第11梅花丸」
当日は別船のマダイ船もフィーバー
当日は別船のマダイ船もフィーバー
いいサイズのマダイを皆さんゲットしていました
いいサイズのマダイを皆さんゲットしていました

釣りビジョンAPC・丸岡直樹

今回利用した釣り船

千葉県飯岡港 『梅花丸』
〒289-2705 千葉県旭市飯岡2563-5
TEL:090-2155-0500
定休日:毎月第2火曜日
釣果・施設情報 梅花丸 ホームページ

出船データ

ヒラメ乗合
料金:予約時確認の事(活イワシ・氷付き)
集合時間:午前4時
出船時間:準備が出来次第

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