オフショアマガジン

2020年8月15日号

横浜・本牧発、東京湾のシロギス、数・型共に連日“絶好釣”!!

03_main.jpg

東京湾のシロギスが釣れ過ぎている。釣り物としてはビギナーにも釣り易く、夏の入門魚として人気のシロギス。今期は連日当たり前のように“束釣り(100匹以上)”を叩き出す“爆釣”振り。神奈川県・本牧『長崎屋』へ出掛けた!

猛暑の夏に最適、ショート乗合!

『長崎屋』の店舗は静かな住宅街の中にある。車のドアの開け閉めやアイドリングストップなど、近隣への気配りを心掛けたい。午前6時になると店前にテーブルが置かれ、手指の消毒と乗船名簿の記入をする。乗船料や駐車料金の支払いは1人ずつ店内で済ませ、仕掛けの購入も忘れずに。駐車証と氷を受け取って本牧港・D突堤入口付近の港へ向かう。船着場へは車で10分弱。1度行けば難しくも何ともない道のりだが、初めての際はその旨を受け付け時に伝えて、常連さんの車に先導して貰うのが得策。港湾施設の修繕で船着場や駐車場の位置が変わったので、港に入ったら船宿スタッフに案内して貰おう。釣り座は先着順なので、まずは船縁に竿を挿して席の確保を。『長崎屋』のシロギス乗合船は8時出船、14時沖上がりと実釣時間が若干短縮されている。これが、一日船では疲れてしまう猛暑日には丁度良く、その分お手頃価格になっているのも嬉しい計らいだ。

店舗周辺は住宅街、早朝はお静かに
店舗周辺は住宅街、早朝はお静かに
店先のテーブルで乗船名簿の記入
店先のテーブルで乗船名簿の記入
支払いは店内で一人ずつ
支払いは店内で一人ずつ
港の修繕で駐車場所や船着場が変更に
港の修繕で駐車場所や船着場が変更に
操舵席の釣りもの看板を確認して乗船を
操舵席の釣りもの看板を確認して乗船を
出船準備が整い次第、出船!
出船準備が整い次第、出船!

竿入れから良型“爆釣”モード突入!

この日の予想最高気温は35度の猛暑日。「第10長崎丸」は午前8時に河岸払いとなった。涼やかな海風の中、走ること30分弱で富津沖の釣り場に到着。「水深16m、やってみて」の船長アナウンスを合図にスタート。船長が基本的な釣り方や潮の様子を説明する中、竿入れから1分30秒後には船中1匹目がヒット。船中1番手は左舷トモの常連・小林さん(茅ヶ崎市)。20cmクラスの良型で、この日の“爆釣”劇は幕を開けた。シロギス船・長崎功船長の弟、昭船長お手製和竿の2本竿で釣っていた小林さん。今年の最高記録は4束釣り(400匹超え)の腕前。返す刀で置き竿でも同サイズを追加し、その後は誰が3番手か分からない全席一斉の“爆釣”モード。投げてさびいても、船下で小突いてもアタリがあり、これなら束釣りも頷ける。怒濤の釣れっぷりに感心していると「今日は水温が下がって食いが渋い」と船長。この好釣でも“渋い”とは…。

風は強いが、涼しくて快適!
風は強いが、涼しくて快適!
竿入れから良型ヒット!
竿入れから良型ヒット!
こちらは良型が一荷(2匹掛け)で
こちらは良型が一荷(2匹掛け)で
釣り座を問わず、良型がテンポ良く
釣り座を問わず、良型がテンポ良く
炎天下、良型一荷に笑みがこぼれる
炎天下、良型一荷に笑みがこぼれる
サイズは20cm前後、刺し身もイケる!
サイズは20cm前後、刺し身もイケる!

初めてでも安心の釣果とサポート!

2本竿で腕を奮う釣り師もいれば、船釣りが初めてのビギナーも同船する「長崎丸」。出船前に船長が「釣り方や餌付けは大丈夫ですか?」と尋ねながら釣り座を回るので、この際に声を掛ければ親切丁寧、しかもかなり実践的な技術までレクチャーしてくれる。中級者以上の方にもタメになるので大変お薦めだ。「実家が『長崎屋』の近く」と言うロコアングラーの長崎さん親子。息子さんは初めての船釣りで、貸し竿による船下の釣りにチャレンジ。結果、シロギスだけでも31匹と大健闘。お父さんより沢山釣れたことが自信に繋がった様子で「結構釣れて良かった。また来たい」と大満足。お父さんは餌付けや取り込みを手伝って忙しそうだったが、子育てでなかなか釣りに行けなかったと言うお父さんにとって、今後釣りに出掛ける良い口実が培われた。

船下の釣りで大人顔負けの釣果
船下の釣りで大人顔負けの釣果
希望者には船長が釣り方をレクチャー
希望者には船長が釣り方をレクチャー
船釣り初挑戦でも1投目にヒット!
船釣り初挑戦でも1投目にヒット!
初挑戦の釣りガールも良型ゲット!
初挑戦の釣りガールも良型ゲット!
釣り味抜群のイシモチ(シログチ)も
釣り味抜群のイシモチ(シログチ)も
こんな良型のマアジも釣れた
こんな良型のマアジも釣れた
大漁に大満足、楽しい夏の思い出
大漁に大満足、楽しい夏の思い出
仕掛け図
仕掛け図

船長に訊くシロギス釣りのコツ

この時期にしては深めな水深15、16mを攻略したこの日。今期のシロギスの模様を長崎功船長に訊いた。「例年より良いですね、数も出ています。理由は分からないですがピンギス(10cm程度の小型)が居なくて型が良いです。今日やってる所は小っちゃいのが釣れる場所なんですが、今年は居ないんです。釣る人は200匹とか釣りますけど、平均的な方で30匹とか、お土産には充分でしょう」。釣り方のコツを尋ねると「一番は餌付けですね。何しろ“丁寧に付ける”。口の中に通せば良いんです、ちょっと入ったらハリ先出せば。長さは魚(のサイズ)に応じてなんですが、4、5cm。短くて食うなら、食い込みが良いんで小さい方が良いんですが、アタリが出てる内は(釣れても餌を)替える必要無いんでね。替えない方が良いんですよ」とシンプルに秘訣を語ってくれた。言葉少なだが重要な情報が詰まっているので、しっかり読み込んで頂きたい。

親切で説明上手な長崎功船長
親切で説明上手な長崎功船長
船宿仕掛けは1本バリと2本バリがある
船宿仕掛けは1本バリと2本バリがある
船長に見せて貰った餌付け、ご参考まで
船長に見せて貰った餌付け、ご参考まで

気軽に楽しく!シロギス釣り

竿頭143匹、最大23cm。数・型共に文句ナシ!

かくして、この日の竿頭は船中1匹目を釣った小林さんの143匹。次点は奥井さん(川崎市)の67匹と好釣果に恵まれた。しかも概ね20cm前後の良型揃い。皆さん恵比寿顔での沖上がりとなった。大きなシロギスは塩水で洗ってお刺し身や昆布締めがお薦め。天ぷらは勿論、フライやしゃぶしゃぶ、まーす煮なども乙な味だ。またこの日も相当数釣れたイシモチ(シログチ)は、釣れたら直ぐにノドの部分を切って血抜きをすれば、お刺し身にして美味しく食べられる。ビギナーからベテランまで楽しめる東京湾のシロギス釣り。水分補給や日焼け対策に充分気を付けて“当り年”の“爆釣”をお楽しみ頂きたい。

ダントツの143匹で竿頭
ダントツの143匹で竿頭
次点は67匹、これも大記録
次点は67匹、これも大記録
釣果は概ね30~40匹、良い釣りだ
釣果は概ね30~40匹、良い釣りだ
ハリ外しやメゴチ鋏は船に常備
ハリ外しやメゴチ鋏は船に常備
ライフジャケットは子供用も貸し出し無料
ライフジャケットは子供用も貸し出し無料
良型が沢山釣れる、楽しい休日を
良型が沢山釣れる、楽しい休日を

釣りビジョンAPC・川添法臣

今回利用した釣り船

神奈川県横浜本牧港 『長崎屋』
〒231-0822 神奈川県横浜市中区本牧元町33-4
TEL:045-622-8168
定休日:毎週木曜日
釣果・施設情報 長崎屋 ホームページ

出船データ

シロギス・ショート乗合
集合時間:午前6時から7時30分までに船宿へ
出船時間:午前8時過ぎ(沖上がり:14時)
乗合船料金:8,000円(氷・餌付き)
※船宿HPに割引券あり/女性&小・中・高校生:5,000円
駐車場:500円
貸し竿:500円

その他の記事