釣りビジョン マガジン

2021年12月01日公開

相模湾のアマダイが本格化!50cm級の大型浮上!!

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そろそろ今年の「“釣り納め”は何にしようか」と迷っている釣り人も多いのではないだろうか。そんな釣り物にお勧めなのがアマダイ。海水温が高い状態だった相模湾だが、ここに来て秋冬シーズンらしい魚が釣れ始め、アマダイの活性もアップ、大型も姿を見せている。葉山あぶずり港『たいぞう丸』に出掛けた。

 

アクセス

横浜横須賀道路・逗子ICを降りてから逗葉新道を通り渚橋交差点を左折、鐙摺葉山港入口信号を右折。最近まで逗子ICが災害で閉鎖されていたが解除になり通行出来る様になった。あぶずり港には駐車場が有り、門を通過する際に船宿名を告げると駐車スペースに案内される。ナビ設定は『神奈川県三浦郡葉山町堀内50』と入力すると駐車場に着く。年末は帰りの渋滞も予想されるので休憩等、余裕をもっておこう。

タックル

タックルは2.4m前後の6対4調子のアマダイ竿に小型電動リール。道糸はPE2号前後が最近のトレンドで、細く強度が有る物の方がアタリや仕掛けの沈降速度の面で有利になる。ただし余り細過ぎるとオマツリ等のトラブルで手間が掛かり、傷も入り易いので注意が必要。仕掛けは2m前後、枝バリのハリス長30cmのアマダイ専用仕掛けで2、3本バリ。ハリスはフロロカーボン製の2、3号。ハリは丸海津系のアマダイバリ11~13号。活性の高い場合はチヌ系のハリを使用する場合も有る。付けエサはオキアミ。大きいサイズがベスト。オモリは基本的にPE2号迄は60号(ポイントにより80号も使用)、3号以上は80号。天ビンはアーム長35~40cmの片テンビン。場合によっては仕掛け先端にガン玉オモリを着けて仕掛けを安定させる。

タックルのライト化が進むアマダイ釣り
タックルのライト化が進むアマダイ釣り
アマダイ釣り師はカワハギ釣り師に負けず劣らずシステム化している
アマダイ釣り師はカワハギ釣り師に負けず劣らずシステム化している
仕掛け図
仕掛け図

前々日にシロアマダイも上がり、最大は52cm

午前5時30分にあぶずり港の門が開き駐車場に入る。多くの釣り人がアマダイを狙いに来ていた。午前6時に船宿で受け付け。コロナ感染対策で屋内には1人ずつ入って受け付けを行っている。アマダイ船の船長を務める河村丈志さんが釣り座のセットをしていたので状況を聞いて見る。「先日、シロアマダイも出たんです。その時の最大は52cmで、大きいのがでる季節になりました」との事。幻のシロアマダイも上がったとなれば気合が入る。9人の釣り人が乗船。付け餌のオキアミの尾をカットしたり、添加剤等でオキアミを絞めるなど準備に余念がない。午前7時に出船、ポイントとなる城ヶ島沖へ向かった。

6時位に受け付け開始
6時位に受け付け開始
船に付いている釣り物の看板
船に付いている釣り物の看板
アマダイが好調で沢山のお客さんが来ていた
アマダイが好調で沢山のお客さんが来ていた

近場のポイントからスタート

準備段階では曇りがちだったが、出船すると雲の隙間から太陽が顔を出し、この時期ならではの光景が広がる。「15分位でポイントに着きますから準備しておいてください」とアナウンス。船長に聞くと、「まず手前の場所からやります。後半深い所で大型も狙いに行きますね」との事。深場は潮の関係で狙える時間が限られている様でタイミングを見て移動するとの事。ポイントに到着し、水深約60mからスタート。すると左舷ミヨシ(船首)でヒット。幸先良い。上がって来たのは40cmクラスのアマダイ。長めの竿で置き竿スタイルだがタナはマメに取り直していた。他の魚の活性が高い場合は有効な釣り方だ。続いてお父さんと2人で来ていた右舷大ドモ(船尾)の塩田さんにアマダイがヒット。続いてお父さんもアマダイを上げた。誘い上げ誘い下げの動作が決まっていて、「攻め重視」の釣り方。暫くするとトラギスやヒメの活性が上がり移動。水深74mのポイントでスタート。潮も良い状況で流れている様だ。ここでもアマダイが活発にアタック。あちらこちらで綺麗なアマダイが上がる。ただ、誘いが肝心の様で、いかにアマダイを反応させるかもポイントとなっている感じ。右舷でもアタリが出始めてアマダイが上がり始める。見ていると中にはキアマダイも上がった。

朝焼けの中、出船・先ずは近場から
朝焼けの中、出船・先ずは近場から
出船から15分という近場からスタート
出船から15分という近場からスタート
「まずまず」と嬉しそう
「まずまず」と嬉しそう
美味しそうなアマダイだ
美味しそうなアマダイだ
このサイズがポツポツと上がった前半戦
このサイズがポツポツと上がった前半戦
綺麗なカナド。これも美味しい
綺麗なカナド。これも美味しい
ビッグファイトとなったマトウダイ
ビッグファイトとなったマトウダイ
キアマダイも多く上がった、顔の周りの模様(傷の様な物)と色で判別できる
キアマダイも多く上がった、顔の周りの模様(傷の様な物)と色で判別できる
アヤメカサゴ。アマダイ釣りは高級魚オンパレード
アヤメカサゴ。アマダイ釣りは高級魚オンパレード
「当たった」と巻き上げ開始
「当たった」と巻き上げ開始
「良かった」と無事アマダイを上げる
「良かった」と無事アマダイを上げる

【動画】たいぞう丸・神奈川県葉山あぶずり港・アマダイ

50cm級の大型アマダイ登場

居酒屋を経営している真崎さんは、以前このコーナーでご一緒した事が有り、久しぶりの再会。ヒメコダイやイトヨリ、トラギスも血抜きして海水氷の効いたクーラーへ。「美味しい魚だからね、大切に」と様々な魚を丁寧に処理して持ち帰るのは流石料理人。その真崎さんにアタリが有り上手く食わせてヒット。「良い引きだ」と上げて来たのはアマダイのダブル。他の釣り人にもヒットしてトリプルヒット。40cm級も数匹上がり絶好調、レンコダイ(キダイ)が多くなり潮が良い状態で流れていたのだが、時間が過ぎると潮が緩くなりアタリが減少。最後に深場へ大移動、航程30分程で城ヶ島沖へ。水深は110m。するとオニカサゴや沖メバル等も上がり賑やかに。すると右舷大ドモの松村さんがビッグファイト。急激な引きに「おおおっ」と歓声が上がる。一瞬“青物”の様な強引な引きだが質が違う。「もしかして」と海面を見ていると「やった!」とタモを用意した船長。海面に映る青白い魚体。「出た、大きい!」思わず声が出る。無事ネットに入ったのは50cm級のビッグアマダイ。「良かった。取材だもんね」と松村さんも笑顔。最高の取材になった。そして午後2時30分沖上がりの時間となった。「大きいサイズ狙いに行く」と言った船長も狙い通りで嬉しそう。長い付き合いのある若手船長が素晴らしい船長になったのも嬉しい限り。今期これから益々大型が狙えるシーズン。是非釣り収めの「ビッグワンアマダイ」を狙いに行っては如何だろうか。

イトヨリも今期は多く釣れる
イトヨリも今期は多く釣れる
手巻きリールで細かい誘いをしていた
手巻きリールで細かい誘いをしていた
アマダイのダブル
アマダイのダブル
良い型だ
良い型だ
大ドモでもダブル
大ドモでもダブル
50cmのビッグワン浮上
50cmのビッグワン浮上
丁寧で分かり易い説明が最高・河村丈志船長
丁寧で分かり易い説明が最高・河村丈志船長

釣りビジョンAPC・山口充

今回利用した釣り船

神奈川県葉山あぶずり港 『たいぞう丸』
〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内50
TEL:046-875-1932
定休日:第1・3・5木曜日
釣果・施設情報 たいぞう丸 ホームページ

出船データ

アマダイ乗合
料金=9,500円(付け餌付き)
集合=6時(受付)
出船=7時頃
沖上がり=14時頃
レンタル=貸し竿(手巻き 無料、電動 2,000円)※詳細は問い合わせ。
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。​

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