その後、大抵喰いが戻って数釣りになるものなのだが、この日はどうしても活性が戻らなかった。それでも、竿を動かして誘っては止めて、喰い付く間を作ってからの空合わせを繰り返していると、ショウサイフグとコモンフグが交じりで良型中心にズドンッと乗った。そして正午頃に沖上がり。結果、24〜37cmのショウサイ、コモン、アカメフグが交じりで4〜14匹。竿頭は勝浦市の松村さん。私の人生2度目のフグ・チャレンジは10匹ゲット!皆さんからのアドバイスのお陰でなんと“ツ抜け(2桁)”!! 最後に、山口健若船長にフグ釣りについて聞いてみることにした。「フグは毎年9月頃から始め、翌年のゴールデンウイーク頃まで狙うロングランの釣り物です。良い群れに恵まれれば規定数の80匹達成も夢じゃないですが、好調が暫く続いたと思うと、今回のように喰い渋ったりということもたまにはあります。もちろん、釣りは自然相手なので難しい部分もありますがね。HPにリンクを貼ってあるフェイスブックなどで釣況をチェックしていただき、“今だ!”と思った時が釣り時です!是非挑戦しに来てください」。