かくして、この日の竿頭は船中1杯目を釣った平石さん(巻頭画像)。無理せずのんびり楽しむイカ釣りのスタイルが印象的で、実は取材日の一週間前にも置き竿釣法で50杯以上を獲っている。「反応があってもイイ日、悪い日が極端で、タイミングだよね」と船長も苦笑い。魚探に映る魚影は依然濃厚とのことで今後に期待。釣れるタイミングに手返し良く数を伸ばす釣りを心掛けたい。コロナ禍は落ち着きつつあるが、乗船人数を少なめに設定してゆったり釣りを楽しめる「明進丸」。腕に覚えのあるベテラン勢は勿論、一皮剥けたいこれからのアングラーにもお薦めしたい。