再スタートしたポイントだが「良い反応ですよ」と船長。すると左舷右舷共にすぐさまマダイのヒットがあった。バラシも多かったが、数枚が取り込まれた様子だ。中には大型マダイらしきヒットによるハリス切れもあったとのことだが、号数を落とし過ぎないことも重要だ。個人的にもアタリが少ないとハリスを細くすることがあるが、活性が上がった時に大型魚がヒットすることを考えるとリスクが高くなってしまう。ただし、竿のアクションは同じでも柔らかさが違い、柔らかすぎる物だと針が飲み込まれたままになりやすいので、状況でハリスを太目のものにチェンジするのもひとつの手。コマセダイはこのバランス、セッティングも面白い所なのだ。後半もアタリが続き午前11時45分に沖上がりとなった。「今年は遅れていましたが、これからがスタート。まだまだ楽しめます」と笹子船長。桜満開も、タケノコも、マダイの「のっこみ」も遅れてスタート。自然の不思議を感じながら帰路に着いた。今期はこれから大型が出る可能性が高いので、是非楽しんでいただければと思う。