下流に向かった相方は、手前側が緩い流れになっている左岸際の少し深さのある瀬を攻めていたようだ。流れの強い所ではさらに良型が顔を見せていたという。ここでは瀬と手前の浅瀬を繋ぐ砂地を行き来する鮎たちの姿が度々目視できていた。鮎が掛かれば瀬の流れの中で「ギラリーン」と輝きも見えたそう。掛かったときの、あの「ギラーン!」は鮎釣り師にとって興奮の瞬間だ。私もそうだったが、下流に入った相方も浅瀬のジャラ瀬は釣れるペースが悪かったようだ。瀬であっても少し深さのあるポイントの方が良いペースで釣りができたとのことだった。瀬で釣れた鮎が当日最大の鮎で20cmだったようだ。今シーズン道志の川には良型鮎が溢れている!数も凄いが、いつにも増して美形の追星美しい鮎が多い。尾鰭、背鰭は大きく実に美しい。遊泳力は強く小さな鮎でも体力がありしっかり泳ぎ次へと繋げてくれる。川も鮎も最高のコンディションの幕開けとなった道志川。これからますます成長をみせる道志鮎たちは、私たちの夏を煌めかせてくれることだろう。澄み切った空気と渓谷美、そして美しい鮎。道志川には素敵が沢山詰まっている。皆様も是非、癒しの釣行へおいでやす!