キンメのポイントから20分程走り、ヤリイカの釣り場に着いた。辺りを見渡すと、20~30隻いるのではないかと思われるほど釣り船が集まっていた。「ハイ、どうぞ!今の水深180mと深いですが、150~160mで落ち着きます」と船長。左舷トモの波木啓次さん(江戸川区)が早速リーリングしている。取り込んだのは大型ヤリイカの3点掛け。順調なスタートを切った。岩崎さんがリールを巻いている。近づき桶を覗くと、既に4匹が桶の中で泳いでいた。目の前で2匹取り込み、桶に放り込む。波木さんは、見ている前で大型パラソル級を含め、6点掛けを達成。右舷側でも良型ヤリイカを次々に取り込んでいく。10時過ぎ、潮の流れがよじれ出し、オマツリが多くなってきた。大場さんは「久し振りに『二三丸』に来ました。良型のヤリイカが釣れていると聞いたので。良い型でしょう」と言って手のひらに載せて見せてくれた。11時過ぎ、雨脚も強くなり、ウネリも高くなって来た。11時30分、沖上りの時間になった。キンメ。トップは26匹!キンメ狙いは、釣り場到着(6時30分頃)から8時30分頃まで、正味2時間の釣り。釣果は19~26匹。次が25匹、24匹と続く。10本バリで8点、7点掛けが当たり前の様に流し替える度に多点掛け。最初のアタリから少し我慢してから巻き上げると、鈴なりになって上がって来る。30cmオーバーもかなり交じった。後半戦はヤリイカのパラソル級も交じり、8~21杯。ナギの日ならば、40~50杯も夢では無い。「キンメ&ヤリイカのリレー船は3月一杯までやります。冬場は風が強い日が多く、出船の日が限られてしまう」と船長。期間限定のリレー船。出かけて見ては如何でしょう!