左舷に回ると何やら慌ただしい。市川誠さん(つくば市)が一荷(2匹)で取り込んでいた。2匹とも37、38cmの良型。終了間近に左舷ミヨシから2番目の吉田健司さん(川口市)も40cmと37cmの一荷で釣り上げた。それまで、“ゲスト”のムシガレイを数匹釣っていたが、“本命”は初。一気に2匹を手にし、「良かった。ホッとしました」と胸を撫で下ろす。左舷の鈴木篤さん(世田谷区)が3匹目を釣り上げた時点で、正午の沖上りの時間になった。釣果は40cmオーバー交じりで2~11匹!最終釣果は2~11匹。型は33~46cm。40cmオーバーが何匹も交じった。“ゲスト”はムシガレイ、ショウサイフグ、カナガシラ等多彩。11匹釣って竿頭の沼木さんは、「小突きがマコガレイ釣りのポイント。根気がいるが、慣れるとそう難しい事では無い。沢山釣る人は小突きが上手い。慌てて合わせるとスッポ抜けてしまう」と話していた。船長は「今日は潮が動かなかった。潮が流れると、船が潮に乗っていくのでマコガレイを拾っていける。新しい所、新しい所へと船が動くからアタリも増える。産卵は1~2月。これから盛んに餌を追い、どんどん肉厚になっていく。7月一杯楽しめます」と太鼓判を押していた。因みに、取材の3日後、26日(日)には、待望の52cmが出た。大洗沖の“夏マコ”は始まったばかり。これから夏に掛けてが旬。50cm超も夢では無い。刺し身、煮付け、唐揚げが絶品だ。出掛けてみては如何だろう!!