その後もすっかり釣りに夢中になって鮎たちと戯れていると、私の背後から「こんにちわ~」という声。そちらを振り向くと、なんと!栃木県でよくお会いする釣り人の方。まさか遠く離れた高知県ででお会いするとは、お互い驚きであった。そして、下流を見れば高知の友人たちも竿を出している。約束もしていない中、何とも嬉しい瞬間であった。そこから、しばし鮎談義に華が咲いてしまった次第だ。こうして話をしている間にも鮎は掛かる!夕方になりさらに活性は上がったようだ。地元の友人に聞けば、ここでは「池川タイム」なるものがあるそうで16:00~17:00がゴールデンタイムになるらしい。これは逃してはならぬ!とばかりに、再び狙いのポイントへと移動。いよいよ池川タイム突入~!最初に竿を曲げたのは相方で、流れで掛かった鮎は強烈な引き!そして満面の笑み頂きました~!そうこうしていると私にも良型が!こうして最後の最後まで池川タイムを満喫でき、大満足な1日となった。 澄んだ日には40m先まで見渡せると言う清流仁淀ブルー。それは特別な色。仁淀川では人も生き物たちも雄大な仁淀の美しい青に包まれていた。いつまでもこのロケーションを保っていて欲しい。鮎釣り師であれば、一度は来るべき最高のフィールドだった!青い流れに煌めく仁淀鮎との出会いは、忘れられぬ時間となることは間違いないだろう。