時々、直結仕掛けのイカヅノにアジやサバが掛かって来る。160~170mの指示ダナでシャクっていると、“ガクガク”と竿を揺さぶる。イカとは違うアタリ。朝一番、アジ、サバは海面下30~60mで釣れていた魚影が、明るくなるにつれて、海底近くまで下がり、イカヅノにアタックし、横腹にツノが刺さって上がって来る。左舷の阿部さんが、スルメイカを取り込んだところで、沖上がりの時間になった。アジ&スルメイカの釣果スルメイカの釣果は2~32杯。アジは誰もが入れ食いで17~51匹。その他にも、ウルメイワシやサバでクーラーボックスは一杯になり、充分なお土産になった。船長は、「今日は潮が動かず、スルメイカが皆に回らなかったが、海水温が高位安定する7月から外房の“夏イカ”の本格シーズンに入る。束釣り(100杯以上)も有りますよ」と、今後のスルメイカに太鼓判を押す。“1粒で2度美味しい”アジ&スルメイカのリレー船。出掛けて見ては如何だろう。