左舷胴の間に座った廣田拓己さんと荒井良太郎さん(共に川崎市多摩区)は、フグ釣り初挑戦。開始前に船長からレクチャーを受けていた。廣田さんは開始早々、1匹釣り上げてしまった。片や荒井さんは、午後2時を回ってもオデコ(釣果なし)。「最後まで諦めない」と言って、残り15分を切って貴重な1匹を披露してくれた。“白子”はグルメ垂涎の逸品!健太郎船長は群れを求めて懸命に走り回ってくれたが、最後までクライマックスは訪れなかった。最終結果は0~5匹。オデコが私を含めて8人も出てしまった。勇治船長の「第二忠丸」の釣果は0~11匹。“父子鷹”対決は勇治船長に軍配が上がった。健太郎船長は、“白子”シーズンに入って最低釣果と悔しがる。流石に帰港後はグッタリしていた。しかし翌日の釣果情報を見ると完全回復。してみると取材日だけが“エアポケット”だったようだ。ショウサイフグの“白子”はグルメ垂涎の逸品。ここは再挑戦するしかなさそうだ。※『野毛屋』では、神奈川県認定「ふぐ包丁師」免許を持つ船長が全て捌いてくれるので安心。“白子”のレシピも『野毛屋釣船店』ホームページ「おすすめフグ料理」に詳しく記載されている。